岩波新書の本で、著者は宇賀田為吉という方。
古本屋にて適当に漁っていたら見つけて安かったので購入したもの。
装丁なり、本の黄ばみっぷりなど、かなり気合が入っていて、古い感じを醸している。
裏を見ると73年初版発行。ううむ、さすが。
ていうか、久しぶりに自分より年をとっている本をちゃんと読んだなぁ。
小学生のときとか、自分より年寄りでない本を見ること自体まれだったのに、とおもうと、
年をとったなぁ、と思わざるを得ないとか何とか。
で、そんな古めの本ゆえに煙草というもの自体に対しては比較的というかとても寛容な書き方になっている。
全体的に煙草っていいよね、という今同じような論調で書けばそこら辺からブーイングでそうな。
まぁ、どうでもいいんですが。
内容としては、いわゆるコロンブスによる新大陸発見と共にアメリカ大陸での煙草の発見を基点に。
まずはそれ以前のアメリカ大陸内での煙草の普及に関してはどうだったのか?というもの。
その後、新大陸から旧大陸ユーラシアに煙草が持ち込まれ、どのような経緯でF国に広まったのか?
というのをかなり細かぎ詳漉に各国毎、経路毎に書かれている。
例えば、新大陸からヨーロッパの方に持ち込まれるところに関しても、
イギリス、ポルトガル、スペイン、フランスと当時海運に関して力を誇っていた国ごとに、
それぞれ経路が別であり、
というかそれぞれ新大陸でl植民地がちがうので、発見した現地民の煙草の形態が違い、
シガーメインだったり、パイプ喫煙メインだったり、と既に入ってくる煙草の形態自体が違う。
というのを詳細にやっていまして。
元々煙草に関して歴史的なちゃんとした知識がなかったので、然体的に興味深いというか。
つか、そもそも世の中に煙草が広がったのが、なんだかんだで400年程度前と意外と新しかったり。
どこの国でも驚くほど広い速度で(大体民衆に広がるまで100年たたない)広がっていたりだとか。
その後どこの国でも一様に禁煙令は出るにもかかわらず、どこの国でもほぼ無意味に終わっていたり。
このあたりを考えると、煙草の中毒性というかが侠れしいな、と思うと共に、
現上でのそれもなかなかすいいな、と思っぞりも。
問題といえば、学術的な所にも入っているので仕方がないのはわかるのですが、
如何せん未解決というか、文献がいまだ見ツかっていなかったりという部分が多い事。
まぁ、発行されたのが73年なので、今になれば既に決着した話もあるんでしょうけど。
そんなこんなで、なんとなしに読んだ煙草の歴史の本でしたが、なかなか面白かったです。
後何冊かこういうの読んでもいいやも。できるなら最近の本で。
そんなでした。
古本屋にて適当に漁っていたら見つけて安かったので購入したもの。
装丁なり、本の黄ばみっぷりなど、かなり気合が入っていて、古い感じを醸している。
裏を見ると73年初版発行。ううむ、さすが。
ていうか、久しぶりに自分より年をとっている本をちゃんと読んだなぁ。
小学生のときとか、自分より年寄りでない本を見ること自体まれだったのに、とおもうと、
年をとったなぁ、と思わざるを得ないとか何とか。
で、そんな古めの本ゆえに煙草というもの自体に対しては比較的というかとても寛容な書き方になっている。
全体的に煙草っていいよね、という今同じような論調で書けばそこら辺からブーイングでそうな。
まぁ、どうでもいいんですが。
内容としては、いわゆるコロンブスによる新大陸発見と共にアメリカ大陸での煙草の発見を基点に。
まずはそれ以前のアメリカ大陸内での煙草の普及に関してはどうだったのか?というもの。
その後、新大陸から旧大陸ユーラシアに煙草が持ち込まれ、どのような経緯でF国に広まったのか?
というのをかなり細かぎ詳漉に各国毎、経路毎に書かれている。
例えば、新大陸からヨーロッパの方に持ち込まれるところに関しても、
イギリス、ポルトガル、スペイン、フランスと当時海運に関して力を誇っていた国ごとに、
それぞれ経路が別であり、
というかそれぞれ新大陸でl植民地がちがうので、発見した現地民の煙草の形態が違い、
シガーメインだったり、パイプ喫煙メインだったり、と既に入ってくる煙草の形態自体が違う。
というのを詳細にやっていまして。
元々煙草に関して歴史的なちゃんとした知識がなかったので、然体的に興味深いというか。
つか、そもそも世の中に煙草が広がったのが、なんだかんだで400年程度前と意外と新しかったり。
どこの国でも驚くほど広い速度で(大体民衆に広がるまで100年たたない)広がっていたりだとか。
その後どこの国でも一様に禁煙令は出るにもかかわらず、どこの国でもほぼ無意味に終わっていたり。
このあたりを考えると、煙草の中毒性というかが侠れしいな、と思うと共に、
現上でのそれもなかなかすいいな、と思っぞりも。
問題といえば、学術的な所にも入っているので仕方がないのはわかるのですが、
如何せん未解決というか、文献がいまだ見ツかっていなかったりという部分が多い事。
まぁ、発行されたのが73年なので、今になれば既に決着した話もあるんでしょうけど。
そんなこんなで、なんとなしに読んだ煙草の歴史の本でしたが、なかなか面白かったです。
後何冊かこういうの読んでもいいやも。できるなら最近の本で。
そんなでした。