
下山後
いつも
の
スーパー
で
夕食
の
買い物
を
している
と
向こうから
ニコニコ
ニコニコ
近づいてくるヒト
が
居る
ー知らないー
ー〇〇先生〜ー
手
を
振られたけれど
ー〇〇先生じゃないー
其の女性
は
まだ
信じて
疑わず
自身
が
誰だか
きっと
判らないんだわ
そう
想われたみたい
で
しまいには
マスク外し
自己紹介
される
勢い
だった
ーごめんなさい。たぶんヒト違いですー
なんだか
申し訳無くなって
互い
に
違い
を
ペコリ
ペコリ
謝った
の
でした
其処
に
〇〇先生
が
現れて
ーおー!ドッペルゲンガー!ー
みたいな
展開
に
なれば
面白かっただろう
けれど
現実
は
気まずさだけが
ドップリゲンガー
だった
其のヒト
の
生き方
生き様
は
目ヂカラ
に
表れる
そう
想っていた
けれど
案外
口元
に
表れる
の
かな
特
に
人生後半戦
は
キュッ
と
結んだ
口
口角
が
しっかり
上がった
口元
は
いままで。
の
生き様
と
いま。
の
充足度
を
はかる
バロメーター
と
なる
だろう
たとえ
マスク
で
隠れていた
と
しても
きっと
秘められた
意志
は
目ヂカラ
へ
と
影響
を
与えるだろう
今日
も
キュッ
と
今日
も
ニッ
と