させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

東郷青児と白い夜

2018-02-01 08:35:32 | 日々のこと


(超現実派の散歩 1929年 東郷青児)



紅い月




スーパームーン








テレビ

では

情熱



駆り立てよう



するけれど



零れ落ちそうな月



時として

ワタシ

には





ぽっかりと

空いた





想えるコト



在る




この

際限ある

現実世界

から

飛び出してごらんよ



視界



もっと

ひろがるよ




その





ムコウ

から



赤やら


青やら


白やら



目映いセカイ



手招きしている

ような

気がするのだ




日中

出向いた

東郷青児展




平日にも

かかわらず

沢山の観衆で

其処は

賑わっていた




戦後の日本



復興

への

希望



決して

拭えぬ

頽廃感



同時



纏った

婦人画

よりも



何処か

エキセントリック

だけれど

何処か

ヒトの本質



ついている

初期の作品たち



ココロ奪われた



直感



手にとった

一枚



この

ポストカード



紐解けば

約90年もの

時を越えて

今日の心象風景



ピタリ重なっているから

不思議






手袋も

編み上げブーツも

片方だけ



浮遊する

超現実派


それは

ずっと

完成しないパズル



願う

頼りなき

挑戦者



よう








願い



乞う

より





たった

ヒトツ



接吻



恋う

ような



角度



見上げる











熱情








伸ばす








届こう






届くまい





どちらでも

構わず


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