以前
目にした
雑誌クロワッサンの特集
の
タイトル
の
インパクト
が
強すぎて
ずっと
気になっていた
佐藤愛子女史
の
エッセイ&インタビュー集
を
読んでみましたよ
この頃
空を見上げては
美味しいモノを食べては
はたまた
お風呂やお布団に
身を委ねては
ついつい
呟く
「シアワセだなぁ・・・」
の
コトバ
の
意味
も
あらためて
噛みしめたくて
津軽の気性は荒い。
と
ご自身のルーツ
を
きっぱりと
云い切る
強さ
と
戦争や様々な苦労
を
ただ越えるコト
に
懸命だった人生
を
経験されたこそ
の
「受け容れる美徳」
を
問うてらっしゃるコト
に
まだまだ
熟達出来ていない
ワタシは
読みながら
頭が上がらなかったけれど
生きるコト
も
悩むコト
も
憂うコト
も
そして
死んでいくコト
も
継ぎ目こそ
在れど
経験させてもらえる
一連の
「幸福」
なのだと
捉えたら
きっと
人生は
豊かなんだろうな
と
気付かされたのでした
あと
どれくらい
生きるのか
も
あと
どれくらい
痛み。
を
経験するのか
も
計り知れないけれど
愛子女史
の
コトバ
を
お借りするのなら
起こりうる
すべて
を
〜静かな死を受け容れる日のための修行〜
そう
位置付けて
向き合っていけたら
と
想う
空を見上げながら
噛みしめる至福
に
感謝しながら
幸福論 〜 椎名林檎 〜
本当のしあわせを
さがしたときに
愛し愛されたいと
考えるよになりました。
そしてあたしは
君の強さも
隠しがちな弱さも
汲んで
時の流れと空の色に
何も望みはしない様に
素顔で泣いて笑う君に
エナジィを燃やすだけなのです
本当のしあわせは目に映らずに
案外傍にあって
気付かずにいたのですが…。
かじかむ指の求めるものが
見慣れたその手だったと知って
あたしは
君のメロディーや
その哲学や言葉
全てを
守る為なら少し位
する苦労もいとわないのです
時の流れと空の色に
何も望みはしない様に
素顔で泣いて笑う君の
そのままを愛している故に
あたしは
君のメロディーや
その哲学や言葉
全てを守り通します
君が其処に生きている
という真実だけで
幸福なのです
