もう少し
若かりし頃
は
来年のいまごろ。
が
想像出来なかったな
きっと
1年がうんと長くて
出逢いがうんとあって
きっと
うんと笑って泣いて
自身の人生なのに
見当付かずにいたっけ
愛すべきモノが増えて
歳を重ねて
ほんの少しだけ
成長した気になってる
昨今は
来年のいまごろ。
が
想像出来るのが
淋しくも嬉しい
変わらずに
此処に在るであろうモノ
きっと
此処には居ないであろうモノ
新たに現れるモノ
それらに
感謝したり
覚悟を決めるには
1年という月日は
ちょうどいい
もう少し
月日が流れると
今度は
来年のいまごろ。
に
自身が存在するのかを
危惧するように
なるだろう
喪われていくモノ
見送らざるを得ぬモノ
それらが
どんどん増えるコトに
怯え
嘆き哀しむのだろうか
今日観た
美しい一面の菜の花畑
ずっと
行ってみたくて
ひとりで
行ってみた
来年のいまごろ。
は
誰かと眺めているのかな
来年のいまごろ。
には
今よりももっと
笑えていたらいいな
まだまだ
しばらくは
来年のいまごろ。
というフレーズが
愉しい。
の
代名詞と
なるであろう
いま。
を
生きているコト
が
ほんとうに
うれしい