させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

あのころのまま

2014-05-15 08:55:09 | 日々のこと


突然に

降ってわいたように

同窓会幹事のお話が

舞い込んできた


卒業して

二十年以上

自分が

何組だったかも

定かではなくなったほど

月日は

流れている


こんな機会でも

ないと

見ないよねぇ

独り言を

呟きながら

卒業アルバムを

開く


髪が長い

眉毛ボォボォの

田舎娘

たしか

今井美樹に

憧れていたんだよね

あの頃は(笑)


クラス別の

将来の夢の寄せ書きには


「素敵な大人になりたい」


なんて書いている



なんとも漠然



なんとも等身大



夢の抱き方が

今とちっとも

変わらないなぁと

苦笑い


早く

オトナになりたかった


頭の中の

妄想や空想を

持て余して

現実の中のドラマを

待ち侘びていたんだ


特別なコトじゃなく

陽だまりみたいな

場所があって

自分と体温が

近しい

いとしいヒトの手が

伸ばせば

其処にあるような

そんなセカイに

身を置きたかった


願えば叶う



いまは

そう思える

素晴らしい環境に

身を置かせてもらっている


足りないモノも

余るモノも

それが

必要量なのかも

しれないと

思わせてくれる

歪で

正当な

このセカイ


素敵な大人に

なれたのかは

まだまだ

確信は

ナイけれど

素敵な大人たちに

出逢えて

関われている

実感は

ヒリヒリするくらい

感じている



「もしも」



ナイ

から



「もしも」



イラナイ

から



あの頃も


そして


今も


きっと


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