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させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ぜんぶの後に残るもの

2012-01-26 09:02:15 | 日々のこと
川上未映子さん


何故か

ワタシの中で

椎名林檎さんと

印象が

カブります


どちらも

魅力的で

艶めいていて

攻撃的視線

そぅ

何もかも

お見通し目線

と云うカンジ


ワタシには

まったくナイ要素

憧れます ハイ


オレンジページの

オススメ新刊コーナー

だったかな

この一冊が

紹介されていて

気になってました


週刊新潮の

連載エッセイを

取り纏めたもので


出だしは

自身の出演した

映画のロケ地とも

なった

今回の震災の被災地

南三陸町の

回顧と懐古

で 始まる


唇をキュッと結び

読んでいたのだけれど

徐々に

話題は 日常に

移行し

彼女らしい

音声変換したような

テンポいい

語り口となっていくのだ


親友が泊りに来ていて

眠いのに

なんだか

もったいなくて

うつらうつら

聴いていたい

後半は

そんな

リラックスした

キモチにさせてくれた


何かに似てるなぁ・・


そうだ!

震災の後の

ワタシ自身の

ココロの機微だ!


いや

ワタシだけではなく

直接的影響は

受けずとも

何かできないか・・

いや

そんな上っ面みたいな

自分には

何もできないんじゃ

ないのかな・・と

あの時

虚無感を持ちつつ

結局は

各々が

しっかり生きるコト

それでいいんだ!

と 自分なりの

結論を出した

「ワタシたち」




もしワタシが

被災してたら・・

とか

被災された方の

様子やココロ持ち

とか

考えると

胸が締め上げられる

けれど

どうしてもどうしても

実感と云うのは

涌かない


でも

協力できるコト



被災地の方々に

迷惑はかけないぞ!

とか

微力だけど

そんな

ココロつもり



いつも持ち続けている


著者も

記している


津波にも

地震にも

奪いきれないものが

わたしたちの

なかにはある。





答えは

ココロの中に

きっと

この

日常の中に
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