マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

事故報告

2005-09-11 | そのほか
 信号待ちしていた。「ドスン」鈍い音と共に背中に軽い衝撃。一瞬で後ろからぶつけられたと分かり、また、大したことないなと感じた。俗に言う「オカマをほられる」ってやつ。
バックミラーを見るとドイツ人のおっちゃんが「シャイセ!」と叫んでいるのが見えた。(この言葉はドイツ語でいちばん汚い言葉だが、一番多く使われ、実践会話で一番初めに覚える言葉)。
車を安全な場所に移動させ、話し合いを始めた。
さすがドイツ人だなと感心したのは、絶対に謝らないし自分の非を認めようとしない。それどころか示談の交渉をはじめ、警察に届けないよう説得が始まった。「こうゆうことは良く起こるし、お互い怪我も無く、車もほら、ボクのはナンバープレートが外れただけ、君のはちょっと傷ついただけだし、ここは双方の保険で...。」
「後でもめるのいややから、おまわりちゃん呼ぶね!」おっちゃんの説得は無視して携帯電話をとりだしたところに偶然パトカーがやってきた。即、現場検証してくれた。結果は当然おっちゃんの前方不注意で罰金35ユーロ。
後は彼の保険で処理してくださいとのこと。

何がボクを不機嫌にさせたか>
 「不本意でぶつけたわけだから仕方ないじゃないか」って感じの
 おっちゃんの開き直った態度と物事の考え方。(残念ながらドイツ人にはこれが多く、ボ
 クにはどうしても理解できない感覚)
気がついたこと> 
 「オカマをほられる」っていう俗語、すごくわかりやすいけれど凄い破廉恥な言葉だ。
  「ウチ、オカマヤねん!」
ところで> 
  タイガースがここのところ調子付いているので僕の機嫌は直っている。星野さんのことも落着しているようだし。 

今日、ケルンまでビール呑みに行くねん   -まー