マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

こんな日はいったいどう過ごせばよいのでしょう

2014-01-24 | 愉快な仲間たち

 朝から悩んでてん。
どうしよかなぁ思て……

誕生日を祝う意義は何となく分かるけど、
実際にワクワクする気持ちは特に湧いてけえへんし、
逆に年とるのがいややったりという感覚もない。

自分にとって誕生日が 特別な日なんやってまったく思てへんねんから、
いつも通り木曜休肝日を守るべきなんちゃうか……

と思う反面、

それでも 記念すべき日に好きな酒を我慢するのもおかしな話やから
明日か明後日に振替え休肝にしたらええがな 

どっちでもええことをあれこれ悩むぼく。


 飲み友達が数年ぶりに東京から出張でやってきて、
その夜に工房に顔を出してくれた。 
そもそも1週間に1回、酒を飲まない日をもうけたって、
あんまり健康には関係ないんじゃない? 
それよりも「今日は飲めない」というストレスでイラつくし、
せっかく酒で鍛えた身体に休みを与えて、甘やかしてどうするんだ! 
って豪語する 商社マン。
彼はこの日が偶然僕の誕生日だとは知らんかったんやけど、
ま、せっかくわざわざ来てくれたんで、「ええタイミングで来はったねぇ」
とか言いながら 休肝日の話題をつまみに近くのビール屋さんに行ってきましてん。
おかげで 朝からの悩みは消えたんよ。 


 ワインを届けてくれたり、電話をくれたり、メールなどでメッセージをくれたりして、
周りの人たちが誕生日を覚えていてくれるのはやっぱりうれしいものですな。
ここにお礼申し上げときます。


こうやって毎年、一つづつ大人になっていくんやね   ―まー

PS. もうすぐ節分です。



友達が訪ねてきたよ

2013-11-18 | 愉快な仲間たち

 僕のブログはピアノと健康飲料の話題ばかりだというコメントをもらった。
ですからリクエストにお応えして……

世界遺産でもあるバンベルグというバイエル地方の都市は
ビールのメッカでもあります。
そこに僕の友人夫妻が数年前に2年間住んでたんですな。
同時期にそのビールのメッカでチェンバロを作っていた
わじさんという友人を介して友達にさせてもらってるんが発端なんやけど、
友人夫妻はその後東京に2年間戻り、今回はベルリンで3年駐在になったそうな。

 あまりにも突然で驚いたんやけど、ベルリンからその友人夫妻が訪ねて来てくれた。
タイミングは悪くなかったし、嬉しくて、夕食をともにすることになった。
で、手土産は思い出多いバンベルグの薫製ビール。
そう、今回は “ほんまもん“ のビールや!
でもなんでベルリンからバンベルグ名物を持って来てくれるのか不思議なんやけど、
苦しゅうない!

早速、次の日にいただく。
ブナの丸太を燃やし、その炎の上で麦芽を乾燥させて作るんやそうな。
独特な香ばしい燻された香りがたまりません。
30年前に一人旅をした時に初めて飲んだ時のこと、
彼らと一緒に楽しく飲んだ時のこと、
「飲ん兵衛わじさん」のこと、
思い出とともにグビグビいただきました。 
まだもう1本冷蔵庫に入ってる。ふふふ




薫製ビールと一緒に食べたもの。
フームズエビとズッキーニのオリーブオイル炒め
残り物のご飯で作ったケチャップ炒飯、
アメリカンオムレツ半分乗せ。(節制ポイント!)
いろんな葉っぱのサラダ。

最近の夕飯は僕が作る回数が比較的多いので、こんな感じ。




で、とりあえずピアノの仕事もしていますよと付け加えておきます。
やっぱり健康飲料とピアノの話題でした。 ーまー

お礼状のお礼を書きます

2012-09-05 | 愉快な仲間たち
  
 小さな失敗が続き、小さな不安が重なると なんとなく気分がすっきりせえへん。 
失敗や不安のひとつずつはほんまに他愛無く些細なことばかりやけど、
積み重なるとワイン飲むだけでは解決でけへんようになってくる。

そんな鬱陶しい滅入った気分のときに、色鮮やかなエアーメールが飛んできた。
能天気なハイカラーではなく、何気なく愉快にしてくれる楽しいデザインと色彩。
封筒は手作り、便箋2枚もそれぞれ違う紙質を使ってる。
何もない白紙状態のところから作品を作り上げていく人たち
ならではの心の通った手紙やなと感心した。
友人の仁君とえびちゃんから、先月こちらに来た時に世話になったという
お礼の手紙をもらったってことなんや。

 達筆の仁君、個性的でカワイイ字を書くえびちゃん、
二人の対照的な字体に静かな微笑みを浮かべているところです。
君達の明るい手紙はワインを軽く追い抜く元気の源となりそうです。 
これから毎日送ってきてください。  ありがと。

PS. このブログによく出てくる、C.Bechsteinのロゴ。 
特別な取引や宣伝とかで 贔屓して写してるわけではなく、 
単にたまたま僕の工房に多いだけですねん。  -まー


かぼちゃの君が住む村

2012-07-19 | 愉快な仲間たち
 
収穫されたかぼちゃを毎年送ってくれる友人夫妻が住む村。
Seifhennersdorf(ザイフへナースドルフ)はデュッセルドルフから東に710Km



チェコとの国境の村。ここが緑のたぬきが産まれてくる場所や。
冬はマイナス20度が何日も続く凍てつく寒―い村。
そのピアノ工場は毎朝6時から稼動する。 体育会系の朝練の気分。
古い友達は、ガソリンスタンドもない最果てのそんな東の小さな村で
緑のたぬきを作るピアノ技術者。
震えながら朝早くからピアノ作りに勤しむ彼のことを 「仙人」と自分勝手に呼んでいた。 
最近は「かぼちゃの君」と呼び名はすこし出世した。

 来年はきっとそちらに行くからね、と社交辞令的な一行をかぼちゃのお礼メールに
毎回書き続けていたため、「いくいく詐欺」扱いされて肩身の狭い思いをしていた。
今回ようやく実現し汚名挽回できたかな。 とりあえずうれしい。





 村からさらに遠ざかった集落に彼らの畑付き住処があった。 
焼き鳥バーべキューを摘みながらとびっきり美味い地元ビールで乾杯させてもらいました。
ほんとゴチになり申した。


 翌朝、これまたドッキリするくらい美味しいゆで卵を出してくれるホテル
での朝食を楽しむ前に少し村を散歩した。
(ちなみに村にはホテルが2つしかない!?)
りんごは買って食べるものではなくそこらへんのをもぎとって食べるのもの
と言う村の掟のとおり、たいていの庭先にはりんごの木が見られ、
まだ青く固い実が星の数ほど生っていた。





 お世辞にも活気のある村とはいえない。織物産業でにぎわっていた昔から比べると
きっと過疎になっているんやろなぁ。 空き家が多く、廃墟になった大きな館も見かける。

人の数より動物のほうが多いんとちゃうか?
先ずは、あちらこちらに出没する猫。
 


丸顔で耳が少し小さめ、皆同じような顔つきをしているのが不思議、
きっと兄弟親戚なんやね。きっと東訛りで鳴くんやで。 
馬、牛、鶏、家畜が多いのも当たりまえ、野生の鹿が足早に道路を横切る姿もこの目で見た。

 かぼちゃの君邸に向う牧歌風景の道、最後のカーブを切ったときに突然現れたのが
ラマ牧場。 肝心のラマとは対面でけへんかったけど、




なんでこのロケーションにラクダがいるのか?

緑のたぬきが産まれる村は やっぱりなんか変なのです。  -まー

続々 浮世離れな人

2012-06-29 | 愉快な仲間たち

 今までに見たことのない道具が目に付く。
樫の木かな? 木台にいろんな形の当金(あてがね)が突き刺さっている。
それに跨がるように座り、一枚の金属板を金槌で打ち出して形を作っていく。

「絞り」と言う日本の伝統技法だそうな。

  

日ごろ見慣れた金槌なんやけど、さまざまな種類があるんですな。   
大きさや形だけではなく、
打つ表面がゴツゴツと粗かったり、逆にツルツルに磨きあげられたものもある。


 

銅版を使ってカップを作る実演をしてくれた。
金槌で打ち付けた箇所は形を少し変え、薄く延ばされ硬くなる。
打ちつけた瞬間の銅の表面の色が鮮やかで綺麗。

 

 
 
次に、バーナーで熱したすぐ後に水につけ急激に冷やすと、銅はやわらかくなる。
 (鉄の焼入れと逆の効果があるんですかね?)
熱することによって表面に酸化膜ができ黒っぽくなるので希硫酸に漬けて洗う。
そしてまた、金槌で打ち出して(絞って)形を作っていく。 
これを何回も何回も繰り返す。

 

出来上がった作品がこれ。

  

いただいちゃいました。(スルメの入っている器は陶器です、あしからず)
銅は熱伝達が優れているので、ロックの焼酎がよく冷えます。
持つ手も唇もチベタくてめちゃ心地よいです。

日本の伝統技法はハードロックやと思います。  ーまー

続 浮世離れな人

2012-06-23 | 愉快な仲間たち

 その浮世離れした若者が工芸科修士課程で研鑽を積んでいる
大学の工房を見学させてもらった。

ちょっとおさらいすると、彼と初めて遭遇したのは今年、南アフリカで。 
サトチンの「はとこ」なんやけど、おかみさん系なので僕とは他人やねん。
まあ、僕の友人ってとこですな。

 工芸って言うからには技術的なことで共通する何かがあるんかな、
芸術的感覚からではなく、これはどうやって作ったんや?
と言う素朴な疑問(興味)がいっぱい沸いてくる。 
仁君の作品、前回のブログの画像をもう一度どうぞ。



大きさがわかりにくいので無理言ってそこらへんにいたおじさんに座ってもらいましたの図

 工芸というくくりの中にもいろんなジャンルがあるようです。
彫金、鍛金(たんきん)、鋳金、陶芸、漆芸、染織などなど、挙げてるときりないね。

 仁君は鍛金をやっていて、今回は僕のためにデモンストレーションをしてくれてん。
鍛金、鍛造と言う技法は、ほれ、
♪しばしも休まず槌打つ響き、飛び散る火の花 走る湯玉♪ のあの鍛冶に似てるね。
金属を打って鍛えるってことやけど、打ちながら形を作っていくんやね、
溶接したり、接合させたり、いろんなバリエーションがあって面白そう。

 

工房って言うよりも町工場といったほうがええかな。
旋盤、フライス版など大型機械が並んでいる。
天井の高い溶接室に入ると鍛造機がかっこよく並んでいる。
コークス炉やガス炉、溶接機もある。 流石にいろんな種類の金槌の数は半端ない。

 
ハチノスと言う蜂の巣に似た金床、棒状の金属を曲げるのに使うらしい。


 

『鉄は熱いうちに打て』って諺があるけど、まさにそれを実行する仁君。
炉から真っ赤に焼かれた鉄パイプを鍛造機まですばやく運んで
始めの一撃までの早いこと! まさにスポーツですね、熱くて暑くて汗かくし。
地響きのする作業は迫力があり圧巻です。耳栓いるよ。
大きな作品を作ってみたくなるわなぁ、 こんな機械見たら……

彼の作品を説明するのはあえてやめよう。 
(ほんとはちょっと面倒なのと、間違って解釈してるかもしれんし) 

ざっくりとした言葉で締めくくると、
 『よい作品は感性と技術力でできてるね』 

もうひとつ、日本独特の鍛金技法を見せてくれたよ。 次回、それをば  -まー

浮世離れな人

2012-06-20 | 愉快な仲間たち

 花の東京、上野で【芸術】を考えてみた。
そんな大層なことではないんです。
待ち合わせまで時間があったので公園内に新しくできたスタバに座って
ボーっとしてただけのことなんです。

 音楽、美術、文芸、映像、舞台など大きい括りでいろんな種類の【芸術】
と呼ばれているもんがあるやん。 
音楽の中には作曲、声楽、器楽、指揮など、
美術では 絵画、彫刻、工芸、書道、写真やデザインもそうかな、建築もここに入る? 
文芸は詩とか小説など物を書くこと。  舞台は 歌舞伎、バレエなんか。
いろいろもっと小分けもできるんやけど、
こう考えていくと、この大きなくくりで収まらんことも多くあるなぁ。
舞台芸術と音楽は絶対切り離せんし、建築とデザインもしかり。



 せやけど、芸術のどのジャンルにもすべて共通している行為は
何らかの形(音や物、自分自身の体、文章とか)で表現された作品を誰かに伝えることなんやと思う。
表現者は自分の感情や信念(思い入れ)、感覚、思想とかを作品に託して
人と何らかのコミュニケーションをとりたいと考えてるんやと思う。 
この考えで行くと、カラオケしている老若男女は芸術をしていることになるんかな?
ちょっと次元が違うんかな?

 芸術を生業(なりわい)として活動している人を芸術家、アーチストって言うやん。
僕の周りにはその芸術家の方々が比較的多くいるんです。
ピアノ技術者と言う仕事柄、芸術家との付き合いが多くなるのも必然的やねんけど、
彼らの共通点はどことなく、時には果てしなく「浮世離れしている」こと。(いや、褒めてんねんで)




 僕は今(2012年6月上旬)、そんな浮世離れしている一人の若者を
上野公園で待っているところです。 ーまー

東京に向った

2012-06-16 | 愉快な仲間たち

宿泊地を秋葉原に決めた。 
これがどうも可笑しな選択なんやそうな。







 国立、上野(2回)、八王子、門前仲町、千歳烏山、これらの街に
比較的スムーズにアクセスでき、最終的に大きなトランクと一緒に
通勤ラッシュのなかを日暮里まで動くのに便利な場所は
僕的には秋葉原が第一候補やったんや。





 せやのに、宿泊地を秋葉原に選ぶこと自体が普通では可笑しな行動なんやて。
総選挙直後じゃん?!だの、そんな趣味があったんだ?! だの 
彼ら(仲間)の反応はへんな含み笑いが混ざってんねん。



 僕は選挙運動なんかしてへんし、メイド喫茶とかフィギュアにゃ興味はない。
電気の街、OK! ヨドバシカメラで三脚は衝動買いしたけど……
それに KM3636の日本オフィスは秋葉原にある。ビジネス街ちゃうんか?






逆に聞くけど、いったいどの街に泊まれば納得すんねん? 
鶯谷よりましなんちゃうのん?

毎度のことながら 東京は変なとこやなぁと思う。
別に嫌いとちゃうねんけどな。    ーまー

蛇足> 画像はランダムに貼り付けただけです。

試運転ってとこかな

2012-01-07 | 愉快な仲間たち

 接着剤が固まるまで触るなよ!と言うこと。

 何十年外国で生活していても僕は日本人。
クリスマスの静かな3日間を過ごすより、やはり正月に休むほうがしっくり来る。
カレンダーどうり2日からお仕事を始めてはいるのだが、気分的にはまだ緩め。
この力の抜け加減がずっと毎日続いてくれれば理想的な生活が送れるのだが、
そのうちいろんな事柄が絡まって身動きが取れなくなっていくんやね。







2.5ミリの真鍮ピン(駒ピン)が駒の中で折れている。
これを何とか抜き取るという面倒な作業。 
特殊なドリルを手に入れたので比較的楽に抜き取れた。

 

はるばる日本からやってきて まさかベルトサンダーで木を薄く削らされるとは
思ってもいなかったやろうなぁ。
たこ焼きとWii対戦を餌に正月早々お仕事をしてもらう。
(ドイツでたこ焼きが食べれるとも思ってへんかったやろうけど) 
同業者が工房に来るとなんだかんだと手伝わされます。ご注意ください。

彼女の訪問のおかげもあり、年末年始の工房パーチーは多発化した。 
とにかく賑やかさの連発。



去年のクリスマスに文明開化したピアノ工房パーチー会場
皆さんの動きが激しすぎるのでシャッターチャンスものがし
ピントもことごとく乱れ候……

助言: 真夜中にボクシングをすると疲れるよ!   ーまー


作戦会議

2011-10-09 | 愉快な仲間たち

 来春に行われる企てをあれこれと会議することにした。
是非とも実現させたいイベントやから念入りにいろんな意見を吟味して。

そのための準備をする。 工房での会議に欠かせないもの……
   南アフリカの聖なる健康飲料 亀の丘
  

和蘭の音楽家が作っている 
 オーガニックな米味噌と麦味噌、きゅうりとともに。



炭火焼き鳥各種、レンズマメのサラダ、かぼちゃとひき肉のグラタン、
きゃらぶき、ひじき そして エクレア、どら焼き、棒アイス…… 
充実した会議や。

もっと情報を収集して、もう一度会議に挑むことが賢明やねとの
合意を得て会議を終えた。 

「有意義」と言う文字が似合う   ーまー


家具職人試験

2011-07-22 | 愉快な仲間たち

 立派なもんです。3年の修行でここまでの作品が作れるようになるんですな。
細かく見ていると、切り間違いや大雑把な箇所もあるんですけれど、
それぞれのアイデアがすばらしいと思った。

家具職人試験に提出された作品の展示会に行ってきた。
サトチンの作品も当然出展されている。晴れて合格、職人になったわけです。










デザイン、作業の精度、アイデア、機能性、いろんな角度から採点されているようです。
スタイルはフリーやけれど、たとえ大掛かりなものを作っても、
規定の項目が作品に無いものはよい作品とはいえないらしい。
とにかく家具職人ですから 木工の基礎が出来ているかが問題になると思うんです。

さて、サトチンの作品。

 




「日本の学生住宅風」とでも訳すのでしょうか
洋服ダンス一丁。



さすがに日本人ですね、 細かく正確です。
大きな引き出しにもかかわらず、指先一本でどの箇所を押しても
スーッと閉まるくらい精巧に作ってあります。
洋服ダンスとしての寸法のバランスも良い感じ。技術面はすごいと思った。
アイデアも面白い。 新聞紙は木に貼り付けてコーティングしてあるようです。



ここから辛口。
今回の試験は展示して人に見てもらう作品を作ることですから、
木と新聞のコントラストが単調なので、そのことを意識するとインパクトが少ない。
新聞を半分くらいにして、他の部分は少し色の濃い木を使えば
デザインがもっと冴えたかもしれません。 
(これから塗装するの?って感じに見えなくもないよね)
家具の大きさから観て取っ手などの部品が小さく、金属部品の統一性が無い。
デザイン的にちょっとすっきりしないってこと…

おっと、辛口が多すぎる。 
じゃぁ、 作ってみいよ! といわれると頭をポリポリかいて
ごまかすしかないので、 とりあえずよくやったといっておこう。 -まー



裏表のある人

2011-06-29 | 愉快な仲間たち
 
 いつも自分で正しいと思う言動をとり、正義感あふれるまじめそうな人がいます。
でもちらっと裏側を覗いてみますと、やけに臆病で人の陰口しか言えないような 
ちっちゃい人だったりすることがありますかね。
そんなボコボコにしたくなる衝動に駆られるうっとうしい人っていませんか?
僕にはいます。  それはあなたかもしれない……


 ミュンヘン近郊の保養地で有名な湖に接する町ディーセンに、
老舗の錫細工、Wilhelm Schwaizer があります。観光地のみやげ物店でよく見かける
兵隊さんの錫細工がとくに有名ですかね。

先日、知り合いからモーツァルトモチーフの一体を頂きました。
厚さ1ミリほどの薄い錫板なのに立体感があり、細かくてかわいくて素敵です。
裏側はどうなっているのかと見てみますと……




裏もモーツァルトでした。
もし裏がバッハだったりしたら 今頃ボコボにされていたことでしょう。

よかったね モーツァルト  ーまー




少し前のことですが

2011-02-13 | 愉快な仲間たち

工房近くのビール屋さんの二階で

こんなん食べて

  

こんなことしてもろて

  


 おかみさんのはからいで みんなからも援助してもらい
こんな素敵なものをいただいてしまいました。
感謝の気持ちでいっぱいなのです。




 ニックネームは『ニコちん』にきまりそうです。
ちょっとアクセントが難しいです。あ、ちなみに男子です。
顔黒の『松下ルミ』共々、今後の活躍が期待されます。


取り急ぎお礼まで。 -まー



男のくりすますイヴ料理

2010-12-25 | 愉快な仲間たち

 比較的穏やかで静かな聖夜

サトチンが料理を作りたいというのである程度見守ることにした。
敬意を表して、「よくできました」というか
クリスマスの料理を作りたいと思ったことを褒めてあげたい。




さすが家具職人の丁稚、鋸の持ち方で包丁を握るので、
なにやら切りにくそうやった。






今回の参加者メンバー。



ご馳走様でした。    ーまー

加齢なる挑戦

2010-11-14 | 愉快な仲間たち

 そういえば 失恋の歌ばっかり歌ってはったなぁ、兄弟でギター弾いて…
狩人とかぴんから兄弟みたいなんとはちょっと違う音やったと思うけど
シングル版を自主作成したりして、チャンスを掴んで 一発当てて、
ビックなフォークシンガーを目指していた時期もあったんやないかな?
青春って甘酸っぱいよね!
売れ残ったレコード、確か無理矢理プレゼントされたような気もする。
 学生の時、新潟に半強制的に連行され、彼の前座でギターを
弾かされたこともある。ほとんどお客のいないライブハウスで、
ギター弾いてる最中に無性に眠くなってきたことだけ覚えている。 

[頑張る]… 自分ではこの言葉もこの行いも好きではないのだけれど
頑張る人を見守ることは好きや。だから彼の挑戦を応援してあげよう。 
1次予選を突破して 第二次投票が行われている。現在東日本ブロック6位

もしよければ このおぢさんにも夢を与えてやって下さい。
投票は1回のみ、 締め切りは17日だ。急げ!

     Tama◎nyar

ps. タイトル[華麗なる挑戦]は彼の同期 湘南髭狸のブログからパクリました。

ーまー