マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

ベートーヴェンの善玉菌に侵された

2006-11-28 | くっさー
演奏会場で仕上げの調律をしていると
ベートーヴェン菌が耳から侵入してきた
有名な音楽家の菌だから善玉菌にはちがいないのだが

季節をひとつ蹴り越えて ヴァイオリンが軽快に春を駆け上がる
そのあとをピアノが地面の下から沸きだすように追いかける 
やがて二人は突然に陰気なほうに転調した
ベートーヴェン菌がソナタ形式で体内繁殖を始めたらしい

その夜、
とうとうやつが眠りの中に現れた いつものようにしかめっ面
音楽室の似顔絵とそっくり でも頭が臭かった 
どうやら1週間洗ってないらしい 痒い痒いとかきむしる
どこのシャンプー使ってるの? 
「アダージョ カンタービレ」 ニマっと笑ってやつがつぶやく
うう! 見かけによらずユニークなやつだ 意味が全くわかれへん
「アレグロ アッサイ」のリンスも使うようにと勧めておいた

次の日、 
完璧にベートーヴェン菌に侵されたベテランピアニストはこれでもかといわんばかりに
熱情的に 時には悲愴な面持ちで 善玉菌を撒き散らす 
彼女の振わせるピアノの弦がしかめっ面で地響きを立て 消えるようにすすり泣く
まだ若くて青い感染者には到底現せない感情が音と音の隙間から見えてくる

そしてまた次の日、
そっと目を閉じると つむじの2センチ左からずきずきとあの低音和音がフェードインしてくる
耳の鼓膜の裏側からどっしりとした濃厚な大人の響が迫ってくる
体内にこびりついた菌の勢力はいまだ衰えることを知らないらしい


ぼちぼちベートーヴェン菌とおさらばするために
クリスマスの飾りで一杯の 夕暮れ時の街をゆっくりと散歩した
なぜだろう 賑やかな人の波はやけに寂しい 
お堀の並木を眺めることにした
歩く歩幅はいまだ「月光」ソナタの1楽章…… 


ーまー


   なんやようわからんけど、とりあえずクリックしとこ!
          

1+1= 3.5なんですわ

2006-11-24 | ピアノ技術者の仕事
 長年の経験から育まれた確かな技術と、鋭く研ぎ澄まされた感性が融合して初めて芸術的センスあふれる音が生まれてくるものなのだ!!
ンな、大層で大袈裟なことを書きたいんと違うけど、そう簡単にできる仕事やないんですよ、2台のピアノを合わせる調律は…
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

大きさの違うピアノを互いにきっちりと合わせることは物理的に不可能なこと。
どれだけ涙こらえて我慢して頑張ってもどうしてもうまくいかない人間関係と同じ。
(私たち周波数が合わないのよね、結局… みたいな)
かといって、同じメーカーで同じモデルの2台をピシッと合わせられたとしてもそれは平坦で音楽的に面白みのない仕上がりになるもんです。
それぞれのピアノが持っている個性をうまく利用して、塩と胡椒で味を調え、気付かれないくらいに柚子とんがらしを入れたりして2台のピアノを立体的に響かせるように合わせると「おっ なんか美味しいやん?」て独特の「ーまー風味」に仕上がるんですわ。
(だんだん偉そうになってきたなぁ)
感覚的なもんやから言葉にはでけへんし、計測して証明できるもんでもないんですけれど。
一番大切やと思っていることは、ピアニストたちがこの2台のピアノで心置きなくのびのびと嬉しそうに演奏している姿を思い浮かべながら作業を進めることなんですよ。 
時間もかかるし神経も使う。1+1=3.5 なんです。

曲目はDebussy  En blanc et noir(黒と白で) 1. Satz  
「オイオイ、たった5分足らずの曲のためにこの重労働か?」などとつい番頭的損得観念でほざいてしまうけど、それはおおきな考え違い。
この5分足らずの曲に彼らピアニストはどれだけの情熱を傾けてきたことか。
彼らは真剣に取り組んでこの一発勝負の本番に挑むんです。それを思うと、調律する側も自然に真剣さが増すもんです。



ほら見てみ、 な、 喜んでもらえた証拠ですわ。 わざわざ持ってきてくれはった。
このワイン、感謝の香りのする美味しいワインに決まってるやん!

 
自慢話やないけれど   -まー 


 なんとコメントしたらええもんかとお悩みのあなた
     とりあえずクリックしてから考えてみる?  
    ⇒ 


これが正しいワインの楽しみ方やと思うんです

2006-11-21 | そのほか
ボジョレー ヌーヴォーの豆知識
ブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯ボジョレーで、その年に摘まれた葡萄からのみ作られる新酒の赤ワインのことです。マセラシオン・カルボニック法と呼ばれる急速に葡萄を発酵させる技術が用いられています。
その独特の製造方法のために、醸造期間は数ヶ月と短く、極わずかながら炭酸ガスを含有するので、清涼感も感じさせてくれるワインです。
ヌーヴォーの由来は地元農民が葡萄の収穫を祝ったことから始まります。
新酒ということもあり、どこのメーカーもいち早く出荷しようと競い合ったため、ワインとして充分出来上がっていないものまでも出回り始めました。やがて法的に解禁日を設けワインとしてきちんと作りこんだものが流通するようになりました。
今日では販売戦略の意味合いばかりが先行していますが、どのワインにも共通する「神の恵み」に感謝しながら、この早仕込みの新酒ワインを1年の健康と幸せを願ってお楽しみください。

上に書き写したものはデュッセルドルフにあるワインビストロ、Wine Cat
《ボジョレーヌーヴォーとお食事を楽しむ会》のメニューに書かれてあったもの。



〔ポーチドエッグの赤ワインソース〕 温泉卵(作る方法が違うけれど)の黄身の甘さとワインソースの絡みが抜群。たまに黒胡椒が口の中で弾けるのが楽しい。



〔牛肉のタタール洋梨入りユッケ風〕 生肉が苦手な人はしんどいかも知れないが、ぼくは平気。 最後のデザートでもう一度「おかわり」してた若き女性が印象的と言うか、どれほど旨いかが伺われる。 タタールとフルーツの組み合わせが粋。 


〔チーズ〕(L’ECORCE de SAPIN)ワインにはチーズ。でも種類が多いのでぼくには覚えきれないけれど、気がつけば思いっきり食べ尽くしていた若き女性が印象的。
おまけであと2種類出してもらったのは素敵な出来事(テーマの画像)



〔コックオーヴァン ニョッキと共に〕 家庭料理。片田舎のおばちゃんの愛情たっぷりな味がする。でも作ってるのは日本人のおじちゃんだってところが印象的。 
ワインソースが嬉しい丸みのある風味を表現してくれる。

今回は 3種類のボジョレーヌーヴォーを飲み比べつつ、それに合った料理を楽しむ会だった。
おまけの特典ワイン、ボジョレーの長熟仕込みが加わり、ヌーヴォーの早仕込みと比較して楽しむことができる良き計らいになっていた。


そして最後に、ワインを正しく楽しむ方法。 
それは、一生懸命難しく考えすぎないこと。
ワインがあって、それに合う料理があり、それを一緒に楽しめる仲間がいて……
ただそれだけのこと!   
上等のワインが美味しいんとちゃう。美味しく飲めるワインが上等なんよ。
「神の恵み」 聖なる健康飲料に乾杯


今度は誰と飲もかなー    -まー

 
食べ物、飲み物の話を書くと
ランキングがあがるのは何でやねん?
   

前から3列目に座りながら

2006-11-18 | ピアノ技術者の仕事

 コンサート会場のいつもの席に座る。
前から3列目のど真ん中。本当はもう少し後ろの席で全体的な音楽を楽しみたいのだけれど、館長がぼくのために用意してくれる席はいつもここ。
ピアノの仕上がりをチェックするのにはリアルな音が聞こえてくるのでありがたい場所なのだけれど、テイスティンググラスでワインの粗探しをしているかのようになってしまう。仕事なので仕方ない。
 
今回のコンサート調律の仕事は何か物足りなさがある。歯磨きをせずにベットに潜り込んだときのような、落ち着かない憂鬱さが残る。
ピアニストとのコンタクトを取る機会がなかったのが物足りなさの原因。
事前に入っている情報は今回演奏される曲目とピアニストの名前だけ。
実際にはリハーサルで演奏家の音を聴き、ピアノのタッチや音色のリクエストを聞き出し、本番に向け準備するのだが。
ロシアの横綱級のピアニスト、さて何語でどのように切り出そうかとあれこれ考えていたのに肩透かしを食らった。本番直前まで楽屋にもいなかった。
まあ、全力を尽くした仕事なので不安はないのだけれど、せめて挨拶ぐらいはしたかった。

さて、演奏会が始まった。指揮者と共にピアニストが登場。 
かなり小柄で鷲鼻、同じロシア出身の巨匠アシュケナージにどことなく似ている。 
そういえば学生の頃、1学年下の友人、コミナミ君も鷲鼻で「鼻だけアシュケナージ」という滑稽なニックネームをつけられていたなぁ。
コミナミ君と同じような鼻をしたロシア人ピアニストの手が動き出す。 
チャイコフスキー ピアノ協奏曲、第2番 G-Dur 勉強不足で恥ずかしいが今まで聴いたことがない。
小柄だけれど大きな手。想像通りの徹底的な音。鍵盤やハンマーシャンクのしなりが効いた底鳴りする音。手と腕の重さを利用した指先がしっかりと鍵盤を捉えている感じ。たとえ小さくピアニッシモな音でも透き通る音が出ている。長ーいカデンツをじっくり聞かせてもらった。ピアノの調律はうまくいってると思われる。少し安堵。

2楽章、ヴァイオリンのソロが静かに始まる。以前どこかで聞いたような懐かしい旋律が悲哀を感じさせるように泣きだす。ぞくっと来る瞬間だ。
次にチェロが深いところからその切ない思いを湧き出させ、やがて瞳に溜めた涙が堪えきれずにあふれ出し、ゆっくりとほほを伝って流れだすように丸みを帯びたピアノが絡んでくる。 
ピアノの仕上がり具合をチェックすることはもう完璧に忘れている。

そして3楽章、ここまで来たら何やってもいいよ。思いっきりフィナーレに向かってもらおう。 
調律が狂おうが弦が切れようがどうでもええからとことんやっておくんなはれ!  
やがてピアニストは指揮者とオーケストラを道連れに爆発した。

最後に気になったこと。 それは雑音。
ピアノから出る雑音ではない。 鼾(いびき)だ。
初め観客席で寝ているおじいちゃんでもいるのかなと思ってた。
でもそれは鷲鼻ピアニストの呼吸する音だと判明。 
前から3列目の粗探し? いや結構後ろの席まで聞こえていたと思われる。


ーまー


 へー たまには仕事してるんやねー
     

人混み嫌いやねん!

2006-11-12 | そのほか
 
 横浜の光洋君からデュッセルドルフ旧市街の画像を撮ってこいというお願いを受け、
雨上がりの街へ出かけた。
どっちみち取引先に出向する用事もあるし、お昼はワインキャットで「おすすめ定食」でも食べて…(ワインとかビールとかは飲んでへんよ! ほんまやで!)

なにやら街の様子がいつもより騒々しい。

1.街に出る市電の路線が工事で一部通行不可、その区間は臨時バスに乗り換え。
  運行が悪くバス待ち行列の波が幾重にもできてる。
     
2.旧市街、11月11日11時11分 カーニバルの始まり儀式。
  やつらはこれから3ヶ月ほどカーニバルモードになるらしい。
  まぁ、頑張ってください。あまりかしこそうに見えへんけどね。 
  昼真からビール片手に騒いどる……
3.Fortuna というデュッセルドルフのサッカーチーム(格下の3軍チーム)の試合が   
  14時からあり、その前に旧市街でドンちゃん騒ぎする連中に遭遇。
  旧市街はすでにビール臭い! 鳴り物と太ーい声の奇声が気持ち悪い。
               
4.その競技場に向かう市電の架線が壊れ運休。
  臨時バスが上記線路工事の臨時バスと同じバス停から出るため混乱が起こり超満員。
  サッカー競技場へ向かう酔っ払い兄ちゃんたちは間違った方向のバスに乗り込み、
  車内で猛烈な応援エールを繰り返し、運転手のアナウンスに聞く耳も持たない馬鹿騒ぎ状態。
 「このバスは競技場には行きません。すぐに降りてください。」
  運転手の声は次第に大声になり、最後には怒鳴り声になった。

ぼくのイライラ度は各段階ごとにエスカレートし、とにかく人の少ない静かな徒歩で帰宅というアイデアに達した。


以前から気になっていた「バルタン星人の仮装行進」(-まー命名)という作品の間をすり抜け、これからしばらくはお付き合いを続けることになる冬のどんよりした曇り空を仰ぎ、ため息をたくさん吐きながらライン河を渡った。腹がへった。

   -まー


まぁ、とりあえずクリックなどしといてくださいな。
          

横綱の貫禄

2006-11-10 | 笑い
 
一般的に男子は器械を扱うのが得意で、女子は結構苦手な方が多い。
でも電化製品になると、それを使う頻度で一概にそうとは限らないようだ。

少し前の話になるが、洗濯機を買い換えた。
洗濯終了の時間を指定できるタイマーつき。新しい洗濯機はやはり抜群に静かに仕事する。
擦り切れたジーンズもお気に入りの蒼いトレーナーもゴニョゴニョと気持ちよさそうに回転している。

ところがこの洗濯機を操作するのが苦手。その気になればできるようにはなるのだろうが、
数をこなさないとね。
ならば、操作方法を熟知した人が使うほうが時間の短縮になるというものだ。
ピアノ業界では「親方」という称号をチラつかせてはいるものの、
家事の世界では「西前頭二枚目」ってところかなぁ。
それでも、「家事の横綱」が忙しいときなんかは、なるべく手伝うように心がけているけなげな二枚目!

でもね、洗濯機のスイッチ操作ができたとして、洗濯物の色や種類を仕分けし、水の温度、脱水の回転数までもを考えなければならないのは容易ではなく、めんどくさい。
それだけではない。
洗濯が完了し、それを干すのにもいろんな流儀や秘伝がある。なるべく早く乾くような洗濯物の位置関係を考え、乾いた後に皺が少なくなるような干し方をしなくてはならない。
(言わせてもらえばこちらも時間が少ない時に手伝っているわけで、洗濯ばさみをどの場所に挟むかなんていちいち気にしてられへんねんけど、そこはまぁ堪えて…)
たたむ時も同様、必ず横綱の技どおりの仕上がりが要求される。
細心の注意を払って同じようにしていてもどうやら違うらしい。(んーム!奥が深い)
このあたりの価値観の違いが家事を面白くさせないポイントなのかも知れぬ。
幕下のサトチンなんて洗濯物を籠に入れるときから問題があるらしく、土俵に上がる前にため息交じりの「物言い」がついてしまっているからことごとくかわいそう。

ひが~しーぃ  おかみ~~さぁ~んー
にぃ~しーぃ  ーまー ~ーぁ~ー (←ま延び)
 
やっぱり呼び出しだけでも横綱の貫禄にはとても歯が立たない。
いつまでたっても金星は取れそうにないなぁ。 
だから、まだまだ現役で頑張ってね、横綱!!



横綱の誕生日にふと思う。   ーまー
 

負けるな! の叱咤激励はこちらへ!
     
     


 

マック買うぞぃ!

2006-11-04 | そのほか
 
 関西語圏の「マクド」でチーズバーガー買うんとちゃうよ
コンプータの「まっくぶっく」のことやで。
。。。。。。。。。。。

かれこれ半年くらい悩んでたんです。 
悩み言うても「恋の悩み」のように《寝ても覚めても想うは貴女のことばかり》てなわけとちゃうけどね。
絶対に必要やというわけでもなし、もう1台あれば便利そうで楽しそうやんかぁ。
コツコツと小遣いためながらも、いや、ひょっとするともっと必要な物が出てくるかもしれんし、おかみさんやサトチンの風当たりも脳裏にかすむ。時期を見て……

実はこのブログを書くのも、ミクシーで足跡着けまわすのも仕事のPC使ってます。
たぶん請求書を書くよりブログアップする回数のほうが多いから、税務署が調べたら経費扱いされへんかも知れんので、ここはきっちり分けてみよかというのもひとつの理由。

美味しいワインを3本呑みたいところ2本だけにぐっと我慢して貯めた小遣いもあるし、
購入後に聞こえてくるであろうおかみさんのため息交じりの冷たい一言にも耐えられる強靭な精神力も着いてきたと思うし、
ぼちぼちとマックユーザーに使い心地をリサーチし…
ようやくここまでたどりついたんよ。 かなり石橋を叩いてるなぁ。

といってもなかなか買いに行く時間が取れへんかったんですが、今日たまたまマック専門店の近くで仕事があり、これまた偶然にそのあと1時間ほど時間があったのでのぞきにいったんよ。(でーろくさん風)
耳にたくさんリングをぶら下げたウフフ兄ちゃんがあれこれ詳しく教えてくれはった。(←マックについて)
ぼくの疑問にも的確な回答が返って来て、気持ち的に納得できる状態になった。
「これで買わへん理由がないやん!」ってことになり、
「ほんならこれひとつ包んでちょうだい。ぼくは男の子やから黒いのんがええわ!」って
そしたら、
「すんません、今在庫ないんですわょ」
「それやったら白いほうでもええわ、別に気にせえへんし!」
「えらいすみません、白も切らしてますねんわょ」ってあのオカマ野郎。(失敬!)

そんな売れどころの商品切らしてどないすんねん! 商売下手やな!
というわけで、今日の収穫は薄っぺらい価格表を貰ってきただけ
 

ぼくは負けない   -まー

 
  それでも応援していただけますか?
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冬時間は楽しい

2006-11-01 | そのほか

 冬時間に戻り、時計を1時間遅らせる。
日本との時差は8時間遅れとなった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

「10月の最終日曜日午前2時が2回やってくる」奇妙な約束

 さて、1時間遅れるということはどういうことか
まず、夜遊びする人は1時間得をする。今までより1時間長く寝られる。というたわい無い長所がある。
このあと4、5日は早く腹が減ったり、早く眠くなったりするが
「今までやったらもう7時半やのにまだ6時半やん!」などと余韻を楽しむこともできる。
このしばらくの間の朝は少しだけ明るくなり、起きるのは楽チン。
逆に夕方は早く暗くなるので「もう、お外は真っ暗! 今日もよ~働いたなぁ」って達成感を満喫することもできる。

冬時間は楽しいのだ。

でもそのうち更に日照時間は短くなり、朝起きる時も仕事を終える時も真っ暗な日々がやってくる。

これから年末にかけて、多彩なイベントが待っている。
季節的にも文化的にも宗教的にもなかなか理にかなった行事だと感じる。 
暗く、寒いということを体感し、それを上手に利用した暮らしが〔ヨーロッパらしい落ち着き〕なのかも知れない。

ハロウイーン、マーチン祭にちなんで小さなピアノ工房にもカボチャが飾られた。
妙な形のカボチャ達は本物ではあるけれど食べることはできない飾り用なのだ。

そのあとにボジョレー解禁とかワクワク行事が続くのじゃ!   -まー


皆様の努力には感謝いたしております。
 更なる努力を! ⇒