マイスターのお道具箱

ドイツに住むピアノ技術者、ーまーのブログ

おぬしも悪よのう…

2009-02-22 | 愉快な仲間たち

生まれて初めて
 『袖の下』
なるもんをもろた。
ここだけの話やで!

彼と特別な商取引があるわけやない、
弱みを握っているわけでもおまへん。
そう、
袖の下なんかもらう心当たりはないんやけど、
いただいて悪い気はせえへんもんやね。
罪悪感すら湧いてけえへんのが不思議なんや。

今後、
彼になんかあったら
ちょっと力を貸したろやないかっちゅう
気持ちにさせてくれますなぁ 
 『袖の下』ちゅうやつは。

フェッ フェッ フェッ

なんせ世知辛い不況の真っ只中やさかい、
いただいたもんは 
すでにすべて消費してしまいましだがな…

また、おかわりほしいもんでんなぁ 

フェッ フェッ フェッ




小学校の卒業式に貰う紅白饅頭の白い方を小さくした饅頭が
規則正しく行列してるその下に 
あたかもほくそ笑いを予感させるかのように
小判が静かに重く鎮座しておりました。



わじさん、おぬしも悪よのう!  フェッ フェッ フェッ


お代官様気分の ーまー

赤いキツネと緑のたぬき

2009-02-15 | ピアノ技術者の仕事
 
 どっちにしようか迷ってるから 試食して決めるわ
来月演奏するピアニストからの要請

ステージ裏にある楽器倉庫で2台まとめて弾き比べのための準備
いつもはステージの上で1台だけの調律作業なので
こうして鍵盤同士を接近させて比べるのは初めて。

同じピッチ(音の高さ443Hz)でもメーカが違うと調律の整え方も違う
インハーモニシティー(倍音の狂い)が違うからですな
キツネよりもたぬきはハイテンション設計やから…
 まあ、難しい話はええやん

たぬきはちょっとだけ背が高いとか、外見の違いも面白いけれど、
音の立ち上がりや持続音の伸び方、音を短く切ったあとの残響、
指先に伝わる鍵盤の感触、それぞれ特徴があって実に興味深い…
 まぁ、難しい話はええやん





 右手をキツネ 左手をたぬきでモーツアルトを弾いてみた。
なかなか楽しいな… 
その姿勢のまま
右足でキツネのペダル、左足でたぬきのペダルを操作しながら
『熊のプーさん』を演奏した。
絶対に人には見せたくない、みだらな格好ですな

 

ーまー風味のキツネとたぬき
さて、ピアニストはどっちを食べるんやろ?    -まー
 

漢字読めないJapaner

2009-02-07 | そのほか
 Japaner(ヤパーナー)って ドイツ語で『にっぽんじん』ってことです。

『日本人』を『にっぽんじん』と発音するとおかみさんが嫌がる
『にほんじん』のほうがスマートなんだそうな なるほど


 ぼく、日本(にっぽん)のおっちゃんの一人として恥ずかしい。
何でこんなにも漢字が読めんようになってんねんやろ?
漢字を手書きすることが皆無になっているのも大きな原因やと思うんですが、
日本の小説なんかを読むと文章の流れの中で漢字を目だけで理解してるからかなぁ

ちょっとこのゲームをやってみてください。
  漢字テスト 
忙しくても 時間作ってやってみてください。
5問連続正解でステップアップ、これがなかなかでけへんねん


漢字読めない ヤバィナー   -まー

一足お先に

2009-02-05 | 笑い

 「ちょっと早いのですけれど…」
日本人のお客さんからそっと差し出されたチョコ

僕に? えぇっ?  そ、そうだったんですか?!

一瞬、「告白されたんか?」とええように解釈したんですけど、
決して深い意味はないはずなのだから、
有頂天になったり、後先忘れて舞い上がらんようにと自分で忠告しとこ!
気の利いた素敵な季節の贈り物なのですよね。めちゃ嬉しい出来事でした。

いただいたチョコは 
 ピアノ工房の女性軍の巧みな「たかり」に遭って
ーまー親方の分はきっとほとんどなくなってしまうのでしょうね

ドイツのバレンタインは男女を問わず、
「好きやねん!」て告白(愛情の再確認?)する日。
札束、いや花束(たぶんバラとかやと思うな?)をプレゼントするんやと思う。

バレンタイン現役時代は実にショボい獲得数やったし、
成績悪いまま引退してしもたからようわからん。

ーまーぁ  どうでもええけどね