考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

文字はきちんと書け

2011年05月28日 | 教育
 ○付けが進まない。
 gが上に上がっている。sとtの高さが同じ。hがTより高さが高い。bdの○の大きさが、aより小さい。rがハングルのハングル文字のあ(だっけ?)みたいな感じ。fとtの区別が付かない。語頭のs、cが大文字。

 文字の形は視覚的な刺激である。こういった刺激をきちんととらえていないのは、感覚が鈍いと言うことである。
 成績が良い生徒と、悪い生徒を比べると、確実に言えるのは、成績が悪い生徒は、感覚が鈍い。鈍い感覚で勉強をしても、できるようになるわけがない。だって、鈍いのだもの。だったら、どうしたら、鋭くなれるか。大事なのは、そこだ。
 文字は、ちゃんと、書け。

 と、こう言うと、「字が汚くても、できる生徒はできる」と必ず、「例外」を持ち出して反論する人が出てくる。本質を見ない方々である。
 少数の例外を持ち出して、一般化するのは、誤った考え方である。経験的に、きちんとしない生徒は、圧倒的に、できない。数学でも、イコールをそろえて書かない生徒ができないのと同じである。

 勉強なんて、そんなものだ。

 ほりは悪筆である。しかし、大文字と小文字の区別が付かない文字は、書かない。高さもきちんと書く。自然に書くと、独りでにそうなっている。子供の時に徹底的に訓練されたのだろうし、自分でも気をつけた。答案だったら、ことさらに、気をつけて書いた。だから、勉強だって、それなりに、ちゃんとできるようになったのだろう。

 あー、○付けが進まない。

2 コメント

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美しい (影法師)
2011-05-30 13:58:42
 楽譜でも設計図でもそうですが、一流の人が描くものは“美しい”といいますね。

 数学の証明では“エレガント”なんて言い方もされますが、どちらにせよ、余分な引っかかりがないことは、それだけ心地よさを相手に感じさせることでもある。

 もちろん、自分に対しても同様の効果があるはずですから、美的感覚というものは、非常に重要なものなのでしょう。

 
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美しいのは正しい (ほり(管理人))
2011-05-30 23:41:33
影法師さん、ご訪問&コメントをありがとうございます。

書道の達人が書いた書を顕微鏡で見ると、墨の粒がきれいに並んでいるそうですね。
そんなのとも関係があるのかなと思います。

しかし、「美しい」まで行かなくても、差異をとらえて書かないと、感性が鈍るのではないかと思います。
むずかしい単語を覚えるのも大事だけれど、きちんと書かないと、絶対に力にならないと思っています。
数学の先生が、tと+が区別が付かないとか、logが、10gに見えるとか、言ってます。でも、そんな表現しかできない子は、数学、できません。
んぜ、そうした「基本」を重視しないのだろう。
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