★北河内路上通信-the Voice of VoICelESs on roadsides in EastOsaka

 北河内路上通信は大阪北河内において、同地域の野宿者と助け合い、共にあろうとする有志によって始められました。

大阪キタ越冬実と共に府東部パト

2005-12-31 15:10:39 | 野宿者支援
 比較的気温も穏やかな昨日、大阪キタ越冬実と共に大阪市東部の鶴見緑地や周辺部の久宝寺緑地の一部の状況を確認した。
★鶴見緑地
 朝10時半から同緑地を訪問し、先ず2003年2月14日に30人の若者が11人の野宿者をバットやバーナーなどで襲った現場を回った。襲撃で犠牲になった野宿者の1人である老人は筆者を見つけて、「おう、この前は風邪ひかんかったか。今日は皆で来てくれてんのう。ご苦労さん」と相変わらず意気盛んな一声。ありがたい事だ。午前中であり、今年最終の缶の日という事もあって、早めに切り上げたりした仲間のほかは皆出払っている。周辺の今津などで筆者も知り合いの野宿者の缶を詰めた袋の積み込みを手伝った後なので、想像はついた。この後、徒歩で広い園内のテント集住地区などを回り、越冬期の取り組みについての告知をビラを手渡すなどしてし、風邪薬などの必要な野宿者に薬を手渡すなどした。確認した同地の野宿の仲間は30数人。

★久宝寺緑地
 キタ越冬実の時間の都合もあり、3分の1くらいしか回れなかったが、一部分のテント集住地区を回り、告知して回った。数箇所で最近の追い出しと思われるロープと杭で囲われ、立ち入り禁止看板を設置した場を見つけたが、皆口は堅い。犬だけがけたましく吼えた。少し離れた、昔一度訪れたことのあるテントに行くと、「公園事務所がうるそうて、かなんわ。何時追い出されるやわからへんわ」と火を炊きながらそこにいた数人の野宿の仲間が口々に言った。ここを管轄するのは大阪府公園局中部公園事務所。ヤクザのシッカリしたつくりの自動マージャン機完備の数箇所の賭場(以前の10以上の規模からは減ったが)は追い出せず、純粋な野宿者を追い出していく役人どもには首を傾げざるをえない。役人どもは「袖の下」をもらってるのではないか?
 この賭場群こそは、同地の野宿の仲間たちの大ゴミ回収などでえた稼ぎを吸い取り、のさばり続け、今ものさばり続けている糞パラサイトだ。自称良識市民どもよ、役人どもよ、追い出すなら奴らをこそ追い出せ。奴らこそ、汗水もたらさず、緊急避難でも何でもない人の稼ぎをくすねとるダニどもだ! 

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