トルコ国家によってその実効支配地内の内国植民地とされ、政権党であるAKPに忠誠を誓う軍・警察からなる同侵略軍によって大量破壊・大量難民化・計画的虐殺・大量政治弾圧が続行しているクルディスタン北部の一部であるアヂヤマン県が震源のマグニチュード5.8とされる地震が、現地時間3月2日午後14時頃に発生した。
現地からの報告では、県都であるアヂヤマンで、少なくとも建物15件が倒壊するなどしており、けが人が3名いるという。なお、今の所、各所の震度情報は明らかにされていない。この地震による揺れは、ディヤルバクルやウルファ、ガジアンテップ、キリスなどでも感じられたという。
同じクルディスタン北部のディヤルバクル県では、トルコ侵略軍が展開して恫喝を加えつつAKP政権によって民意を無視した知事などが任命され、首長たちが解任されたり、警察部隊により急襲を受け、でっち上げの罪で拘束監禁されたりして、AKP政権のご都合通りに住民生活を停止させ滞らせる”夜間外出禁止令”なるものが乱発されている。隣県のマーディン県のヌサイビン郊外の村々では、先月末よりトルコ侵略軍の”作戦行動”とやらのために多くの住民が拘束後に殺害されたり負傷し、破壊行為や放火などのために退去を強いられたりした。
もちろん、こういったことは”同盟国”であるらしい極東の列島には伝わっていない。