ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

暑さにも、熱さにも負けずガラス工芸 ~あしたばガラス工房で吹きガラス体験~

2024-07-10 08:48:33 | おしらせ

7月8日の自主活動は西桂町のあしたばガラス工芸で吹きガラスの体験をしました。

途中、隈研吾が設計したという西桂町の庁舎を見学しました。建物も素晴らしかったですが、2階の窓から見る富士山も素晴らしかったですね。太宰治はこの富士山を何の花に例えたでしょうか。

あしたば工房に到着し、早速どんな作品を作るか決定。お皿、グラス、ジョッキ、風鈴など様々、色も様々。工房の方にマンツーマンで教えてもらいながら、作品を完成させることができました。とても暑い日でしたが、炉の熱さにも負けずら、世界に一つだけの素敵な作品になりましたね。自分の番が来るまで、テントの下でおしゃべりしたことも楽しかったですね。


山梨ゆかりの作家と太宰の「富岳百景」について ~三井誠先生の講座

2024-07-10 08:39:45 | おしらせ

7月8日、七夕の翌日。今年は織姫と彦星は会うことができたでしょうか。皆さんは七夕用の竹に願い事を書いた短冊をかざりましたか。七夕は季節感にあふれる行事ですね。

今日の講師は三井誠先生。日直さんが、「誠という名前は私の初恋の人と同じ名前です❤」という紹介があり、教室がいっきに和やかな雰囲気になりましたね。

講座の前半は山梨ゆかりの作家、中村星湖、山本周五郎、深沢七郎について、後半は太宰治中心のお話でした。漫画「さくらんぼ」などを紹介し、「太宰は若者のバイブル」だったということを分かりやすく教えてくださいました。また、先生の熱く語る姿にぐいぐい引き込まれていきました。

皆さんが事前学習した「富岳八景」については、討議形式の講座をお考えであったという事でしたが、時間がなく多くの皆さんの解釈を聞くことができず残念でした。しかし、37期の皆さんが事前学習をしっかり積んできたのが、ひしひしと伝わってきました。自分の考えをノートにびっしり書いてきた生徒さん、たくさん質問をされた生徒さんなど、主体的に学ぶ2年生、本当に素晴らしいと思います。

  

今日の教室には月見草と半夏生が飾られていました。予習した生徒さんが、本日の講座内容に合わせて持ってきてくれました。講師の三井先生も感心されていましたね。


上野原カルタ贈呈の様子が上野原市の広報に掲載されました

2024-07-05 08:05:21 | おしらせ

6月11日に第36期の委員長さん副委員長さんが、上野原市教育委員会の土屋教育長に上野原カルタを贈呈いたしましたが、その様子が上野原市広報7月号に掲載されました。勧学院北都留教室第36期生が頑張った様子を多くの市民に知っていただく良い機会になりました。


7月1日午後は学級会と富士山のDVD視聴

2024-07-02 12:54:08 | おしらせ

  

午後の自主活動の前に研修旅行の日程と今後の実践発表について話し合いました。

旅行日程については10月の勧学院祭後から11月末日までの土日を除く日で調整しました。現在候補日になっているのは、10/22(火)10/23(水)10/30(水)11/5(火)11/6(水)11/12(火)11/13(水)11/20(水)11/26(火)11/27(水)です。とりあえず、この日には予定を入れないようにお願いします。

自主活動については、達成感を持てるよう課題意識をもって、積極的に資料集め等をしていくことが確認されました。

本日は吉田口山開き!! 富士山のDVD視聴 ~涼しい教室で癒しのひと時~

本日7月1日は、富士山吉田口の山開きです。だからというわけではありませんが、富士山のDVDを視聴しました。最初の予定は、大月戦跡めぐりでおむすび山にある防空監視哨の見学に行く予定でしたが、熱中症の心配があったため、予定を変更しました。視聴したDVDは「奇跡の山 富士山」、季節の移り変わりの中様々に表情を変える富士山や火山としての荒々しい富士山についての内容でした。時間の関係で一部だけの視聴となりましたが、富士山にまつわる祭り、様々に変化する雲などの自然現象など、ほかの内容もあります。機会があったら視聴したいと思います。エアコンのきいた涼しい部屋での音楽と美しい映像、眠気に誘われリラックスタイムを過ごせた生徒さんもちらほらいましたね。

こんなお弁当も素敵です!!

今日注目を浴びた生徒さんのお弁当は、ご飯とお湯とお茶漬けのもとを持参して作ったお弁当です。とてもおいしそうでした。皆さん集まってきて、とても羨ましそうでしたね。ちなみに、この日の私のお弁当はカップラーメンでした。(妻が孫の世話でいなかったもので・・・)

 


グローバルの環境問題から東部地域の地震まで ~輿水達司先生の講座~

2024-07-02 12:46:45 | おしらせ

7月1日2年生の講座は、山梨県環境科学研究所(現在の富士山科学研究所)の研究員として地球科学について研究されていた輿水達司先生の講義でした。南極の氷が少なくなっている、氷河が解け出している、地球の平均気温が過去最高になったなど、連日のように異常気象による環境変化が報道されていますので、身近な問題としてお話を聞くことができたのではないでしょうか。

前半は地球レベルでのグローバルな環境変化や環境問題、後半はプレートの動きとそれに伴う富士東部周辺の地殻変動や地震のお話でした。地球は地軸の向きや軌道により約10万年周期で寒暖を繰り返してきていますが、現在は縄文時代中期をピークに寒冷気候に向かう時期。しかし、ここ100年で平均気温が0.68度上昇しているという衝撃的な事実が紹介されました。たった0.68度ですが地球誕生からの46億年というスパンで考えると、すごい上昇率です。また、富士東部は3つのプレートの境にあたり、地震の巣になっているというお話も衝撃的でしたね。みなさんの中にも、将来起こりうるだろう大きな地震に備えて準備をしたいという感想がたくさんありました。質問も出され、皆さんの学ぶ意欲と関心の高さがうかがえました。

身近な問題だけに、熱心に受講していましたね。