7月1日午後は学級会と富士山のDVD視聴

　　

午後の自主活動の前に研修旅行の日程と今後の実践発表について話し合いました。

旅行日程については10月の勧学院祭後から11月末日までの土日を除く日で調整しました。現在候補日になっているのは、10/22(火)10/23(水)10/30(水)11/5(火)11/6(水)11/12(火)11/13(水)11/20(水)11/26(火)11/27(水)です。とりあえず、この日には予定を入れないようにお願いします。

自主活動については、達成感を持てるよう課題意識をもって、積極的に資料集め等をしていくことが確認されました。

本日は吉田口山開き！！　富士山のDVD視聴　～涼しい教室で癒しのひと時～

本日７月１日は、富士山吉田口の山開きです。だからというわけではありませんが、富士山のDVDを視聴しました。最初の予定は、大月戦跡めぐりでおむすび山にある防空監視哨の見学に行く予定でしたが、熱中症の心配があったため、予定を変更しました。視聴したDVDは「奇跡の山　富士山」、季節の移り変わりの中様々に表情を変える富士山や火山としての荒々しい富士山についての内容でした。時間の関係で一部だけの視聴となりましたが、富士山にまつわる祭り、様々に変化する雲などの自然現象など、ほかの内容もあります。機会があったら視聴したいと思います。エアコンのきいた涼しい部屋での音楽と美しい映像、眠気に誘われリラックスタイムを過ごせた生徒さんもちらほらいましたね。

こんなお弁当も素敵です！！

今日注目を浴びた生徒さんのお弁当は、ご飯とお湯とお茶漬けのもとを持参して作ったお弁当です。とてもおいしそうでした。皆さん集まってきて、とても羨ましそうでしたね。ちなみに、この日の私のお弁当はカップラーメンでした。（妻が孫の世話でいなかったもので・・・）

 

グローバルの環境問題から東部地域の地震まで ～輿水達司先生の講座～

７月１日2年生の講座は、山梨県環境科学研究所（現在の富士山科学研究所）の研究員として地球科学について研究されていた輿水達司先生の講義でした。南極の氷が少なくなっている、氷河が解け出している、地球の平均気温が過去最高になったなど、連日のように異常気象による環境変化が報道されていますので、身近な問題としてお話を聞くことができたのではないでしょうか。

前半は地球レベルでのグローバルな環境変化や環境問題、後半はプレートの動きとそれに伴う富士東部周辺の地殻変動や地震のお話でした。地球は地軸の向きや軌道により約１０万年周期で寒暖を繰り返してきていますが、現在は縄文時代中期をピークに寒冷気候に向かう時期。しかし、ここ１００年で平均気温が0.68度上昇しているという衝撃的な事実が紹介されました。たった0.68度ですが地球誕生からの４６億年というスパンで考えると、すごい上昇率です。また、富士東部は３つのプレートの境にあたり、地震の巣になっているというお話も衝撃的でしたね。みなさんの中にも、将来起こりうるだろう大きな地震に備えて準備をしたいという感想がたくさんありました。質問も出され、皆さんの学ぶ意欲と関心の高さがうかがえました。

身近な問題だけに、熱心に受講していましたね。

 

大月空襲の戦跡を訪ねて 遺髪塚～都留高女跡地～厄王山～興亜航空工場跡地

6月24日２年生の自主活動は、勧学院祭や活動実践発表会のテーマでもある「大月空襲」の戦跡を訪ねました。講師として前回講座講師の深澤眞先生に来ていただき、説明もしていただきました。まず、行願寺墓地内にある遺髪塚に行きました。都留高等女学校の生徒の遺髪がおさめられ、都留高等女学校を正面に見ることができるこの場所に作ったということでした。お花とお線香もあげてきました。次に、都留高等女学校があった大月短期大学に行きました。防空壕が掘られた場所、空襲のあった玄関の位置などを確認しました。次に強瀬川に落ちた爆弾によって1.5トンの石が吹き飛ばされてきたという駒橋厄王山境内にある平和祈願の石を見学しました。最後は、興亜航空工場跡地に行き、そこで木製のおとりのための飛行機が作られたという話やその先の浅利防空壕では興亜航空からから避難してきた9名の都留中学生が生き埋めになり亡くなったという悲しいお話もありました。大変暑い日でしたが、皆さん熱心に見学しましたね。

戦跡のお話とは別に、貧乏山の名前の由来、厄王山の不思議な位置にある鳥居と山宮の話、桃太郎伝説のお話などもしてくださいました。そちらも大変興味深く、みなさんたくさん質問もされていましたね。なお、防空監視哨（おむすび山）は熱中症が心配されますので、今後にお預けです。

厄王山では集合写真を撮りました。

富士山・北都留の自然を幅広く学ぶ ～天野文義先生の講座

６月２４日２年生の講座は、富士山の成り立ちや北都留の大地のつくりについて、具体的に学ぶよい機会になりました。富士山の美しい姿は４つの火山から成り立っていることや北都留地域はプレートとプレートの境の上にあり大変複雑な地層になっていることなどを知ることができましたね。プレートの動きやその上の大地のゆがみやひずみなどを布の動きで示していただき、たいへん分かりやすい講義でした。

後半のシオジの森の講義では、森林の美しさ、あふれる光、かわいらしい日本三鳴鳥のさえずりなどを体感し、まるでシオジの森にいるかのような気持ちになったことと思います。アンケートには「シオジの森を歩きたい」という声もありました。また、長年シオジの森に通っている天野先生には、シカの食害でシオジの森の様子が変化していることなど、心配なこともあるようです。人の力で元に戻すのか、自然のままにするのか、判断が難しいところですね。いつかシオジの森や富士山５合目を天野先生の案内で歩くことができるとよいですね。

教室にアジサイが飾られるような季節になりました。

上小家庭科ボランティア ～今回からはお裁縫～

毎週上野原小学校で家庭科のボランティアしている勧学院のみなさん、大活躍です。いままでは調理実習が続いていましたが、6月20日からはお裁縫が始まりました。この日は、玉結び、玉止め、ボタン付けなどをしました。

この日の授業のために、前日に練習した勧学院の生徒さんもいました。熱心に取り組んでくださることに頭が下がります。