ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

8月4日(月)、2年生の講座「日本文化を味わう~茶の湯と禅~」

2023-08-18 10:54:35 | おしらせ

 講師は恵林寺住職、古川周賢老大師。前半は恵林寺との関係が深い武田信玄のお話でした。戦国最強と言われますが、その背景には史記を学ぶなど大変教養があったことや年貢のおさめさせ方など民をとても大切にしたということがあったことを知りました。

後半はいよいよ「茶の湯と禅」老大師のお話にあったように、禅語はその背景を知ることから始めなければ、その奥の深いところまで理解することは容易ではないようです。そのことを知ったことも、良い学びになっていると思います。私たち日本人の暮らしや精神生活のいたるところに禅語の世界観があって、それを知っていることで生き方が豊かになるようにも感じました。

ところで、講座の内容も大変興味深かったのですが、私は先生の笑顔あふれる話し方や天真爛漫なお姿に引き込まれました。みなさんも同様ではなかったでしょうか。笑顔ってとても大切ですね、相手まで楽しい気持ちにします。休み時間にお話を伺ったのですが、そんな古川先生もいろいろ悩みながら今のお立場になられたとのことです。祖父の影響もあり早稲田大学で学び、その後東京大学大学院に進学したそうです。その時、周りが優秀な人間ばかりなので自己嫌悪に陥ったそうです。そして、自己変革をしたいと考え、仏教の修行の道に進んだということです。そんなご苦労があったからこそ、素敵な笑顔になれるのかもしれませんね。

今日も教室にはお花がいっぱい飾られました。お花も素敵ですが、日直の1班のみなさの笑顔も素敵ですね。

勧学院祭の練習が始まりました

前回の学級会で配役が決まり、今回はさっそく「やさしい俳句で上野原カルタ&北都留学園歌」の練習が始まりましたね。初回でしたので、一通りの流れを確認する程度でしたが、次回からは、演出も含め本格的な練習に入ります。何事にも積極的で前向きなみなさん、そんなみなさんの演技力に期待しています。