ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

酒折連歌を学びました

2018-09-13 09:57:50 | おしらせ

9月11日は2年生の大学連携講座でした。講師は山梨学院大学の広瀬先生です。連歌は山梨県が発祥といわれています。高校生の時に、日本武尊と火焚きの老人が「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」「かがなべて夜には九日には十日を」と片歌問答で歌を詠んだということから、酒折の宮は連歌発祥の地であると学んだまでは皆記憶があるのですが、連歌を詠むという経験をした人は、一人もいませんでしたので、新たな学びの世界へと誘うきっかけになったようです。

問いの片歌「てのひらに 風を感じて 走り始める」に読んだ、2年生の答えの片歌を紹介します。

・空高く あの雲届けと 声を出す

・夫(つま)が居た 犬も居た日の 明日(あした)のように 

・朝の虹 いいことあると 妻をうながす

・早春を あなたと私 うでくみながら

・いつからか 走ることなく ただ歩いてる

・虹色の ゴール目指して 行くひだ越えて

・赤とんぼ 稲穂の上を 行ったり来たり

・小さな手 白くふんわり 心温か

・雨戸開け 空を見上げて 朝食したく

・若き日の 北ア縦走 懐かしむ我

・心地よい あせをかきかき コスモス街道

・初めての 海に輝く 息子の笑顔

・真っ白な スニーカー履く 退職の朝