２月１６日、吉村市長宛て質問書「新コロナウイルス感染危機管理」について、昨日（3/2）回答がありました。「のど自慢大会」は中止になりました。この時期その決定は当然と予測しておりました。
全文と掲載します。
『「新コ■ナウイルス感染危機管理」についての質問状(回答)
日頃より、本市行政にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。令和2年2月17日付でご質問いただいた件につきまして、以下の通り回答いたします。
まず、ご質問の(1)について、お答えいたします。
ＮＨＫのど自慢につきましては、すばるホールの2階ホールが会場となり、予選・本選共に多数の出演者・観覧者が来場されるイベントのひとつとなります。
現在、ＮＨＫとしては、3月15日まで開催を予定していたのど自慢については中止とし、それ以降の開催について、引き続き感染の状況などを踏まえ、慎重に決定するとしております。
感染の状況などにつきましては、厚生労働省や大阪府などより発信されておりますが、今後も情報を注視しつつＮＨＫと協議してまいります。
続きまして、ご質問の(2)について、お答えいたします。
現在、新型コロナウイルス感染症については、感染症法第6条第8項の「指定感染症」に指定されており、国及び大阪府等が対応にあたることと定められています。大阪府では、コールセンター等の相談窓日の設置、検査及び医療体制の整備、感染者や濃厚接触者等への対応を行つており、本市域においては、大阪府富田林保健所が新型コロナ受診相談センターを設置し、感染が疑われる方など人の相談等を行うておられます。
本市では、市長、副市長、教育長、各部長で構成する「新型コロナウイルス対策本部」を立ち上げ、庁内での情報共有や対策の協議、決定を行っております。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた対応としては、今般、大阪府の方針に準拠して、3月20日まで市主催の市民が参加するイベントや集会を原則、開催中止または延期と決定しました。また、春休みに入るまで、市立幼稚園及び、小申学校を臨時休校とさせていただきました。
さらに、図書館など不特定多数の方の集まる市の一部公共施設につきましても3月20日まで休館とするほか、集団による乳幼児健診など一部事業につきましても休止・延期とさせていただいております。
国及び、大阪府の新型コロナウイルス感染症への対処方針等は、日々刻々と変化しておりますので(本市では、即時性のある市ウェブサイトにより市民への正確な情報提供を行うとともに、市の公共施設に大阪府作成の新型コロナウイルス感染症についてのポスターを掲示し、また、町会長、自治会長には配布するなど市民への周知に努めております。今後も国及び大阪府の動向を注視するとともに、市ウェブサイトを適宜更新し、市民への正確な情報提供に努めてまいります。
今後とも、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
担当課…市長公室情報公開課、健康推進部健康づくり推進課』
「のど自慢大会」中止の決定は、主語がＮＨＫで市当局は第３者のような文章に違和感があります。
危機管理についても、国と府の方針に準拠は当たり前として、市として住民に寄り添う考え方が全く示されていない事は残念です。ちなみに「つくば市」は以下のような方針を発表しているそうです。」
こんな時期こそ、子どもを抱えた働き盛りの市民を思いやる姿勢を示してほしいですね。