パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

交響曲「海道東征」

2015-11-20 14:41:46 | 塾長の生活
海道東征は、神武天皇(カムヤマトイワレヒコノミコト)が、筑紫の日向(美々津)より、宇佐、岡田、吉備、浪速、白肩(枚方)と、大和を目指して東征する言い伝えです。

古事記が描く神武天皇の16年にわたる東征は、
「筑紫の岡田宮に1年座す」
「吉備の高嶋宮に8年座しき」
と詳しくは書かれていませんが、各地に残された伝承から解き明かしていくと、壮大なドラマとなります。

産経新聞が連載する「海道東征」を読むと、古事記が2600年をさかのぼる日本の歴史の「国作りドキュメント」であることに気付かされます。

交響曲「海道東征」は、皇紀2600年を記念して昭和15年、詩人北原白秋が美しい日本語で詩に、日本洋楽の祖信時潔が作曲されました。

今年11月20日、戦後70年信時潔没後50年の節目に、大阪ザ・シンフォニーホールで記念コンサートが開かれました。



広いホールは約1700名の観客で埋め尽くされました。(開演30分前)