パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

壺井八幡宮 創建950年

2014-05-31 23:47:38 | 教室情報
5月25日(日)源氏三代(源頼信、頼義、義家)を祀る由緒ある壺井八幡宮の950年創建を祝う神事が行われました。
例年の「三々九手挟式弓術礼法」に加え、「筝曲演奏」「筑前琵琶演奏」「若手女性シンガーソングライター演奏」が奉納されました。
天気が良く、とても暑い日でしたが、多くの方が参拝されていました。

義家の歌碑---吹く風を なこその関と思へども 道も狭に散る 山桜かな
(戦よ、もう起こってくれるな。桜の花が散るように、人の命も散るではないか)
 

三々九手挟式弓術礼法
 

生田流筝曲 早野玲有穂社中

1.弥生の曲 日本の音階である陰旋音階の美しさ、やさしさを表現された曲。
2.六段変化 原作「六段」の持つ優美という内的な美感を現代の完成でも共感できるように作られています。

筑前琵琶 竹本旭将

日本中世に生まれた盲僧琵琶は、九州地方の薩摩国や筑前国を中心に伝えられたが、
室町時代に薩摩盲僧から薩摩琵琶という武士の教養のためお音楽が作られ、
しだいに語りもの的な形式を整えて内容を発展させてきました。
それに対し筑前琵琶は、筑前盲僧琵琶から宗教性を脱していったもので、
明治時代第中期に女性を主たる対象とする家庭音楽として確立したものです。
筑前琵琶の音楽は薩摩琵琶に比べ曲風がおだやかであり、楽器、撥ともやや小ぶりです。
(中略)
筑前琵琶の音楽には三味線音楽の要素が取り入れられており、
歌いながら琵琶の伴奏を淹れる部分があります。
著名な曲としては、「湖水渡」「道灌」「義士の本懐」「敦盛」「本能寺」「石堂丸」などがあります。













今に至るまで歴史上の英雄を祀る神事に、武家政権発足の時代に思いを巡らせ、
箏の音色、琵琶の語りに聴き、日本人の日本民族の心に感応した1日でした。