パソコン教室きらく館教室日記

教室での出来事や塾長の生活を綴ってみます

いろはにほへと

2009-06-24 15:31:35 | 教室での話題
先週、日光に言ってきた山田さんが「いろはにほへと」の読み方の話題を提供してくれました。



「いろは坂」はカーブごとに「いろは……」 の文字が順に表示されているそうです。

いろはにほへと ちりぬるをわかよたれそ つねならむうゐのおくやま けふこえてあさきゆめみし ゑひもせす

あなたはどのように詠みますか?

75調で切って詠むと

いろはにほへと  ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま  けふこえて
あさきゆめみし  ゑひもせす

7文字ずつ切って詠むと
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす

さて、どっちが正しいでしょうか?

色は匂えど 散りぬるを
我が世 誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず

(訳)
櫻の花の色は美しく輝くけれど、儚く散ってしまう。
同じように我々の世も、だれがいつまでも変わらないことがあろうか。
いつも変わる無常の世の奥山を今日越えて行くような人生で、
儚い夢を見るように目の前のことに惑わされまい。
この世の出来事に酔いしれ、心を奪われる事もないようにしよう。