山口県の防府市で起きた土砂崩れで、土砂の被害にあった老人福祉施設の映像を見ると、建物内を川のように水が流れていましたね。驚きでした。土砂もかなり積もっていて、土石流の凄さをまざまざと見せ付けられました。毎時70ミリという異例の豪雨に見舞われたようで、相当の雨が降ったようです。ヘリからの映像を見ると山と山の谷間を土石流が流れ、その延長上にあったこの施設を直撃ということでした。
あの建物は円を意識して作られた建造物で、一際目につく美しさを持っていました。建築家が創意工夫して建てたようですが、今回の事故をどう考えていたのだろう。あれはひとえに天災として片付けるものではないと思いました。家の中を川が流れるということは、土地勘が無さ過ぎたという気がしてなりません。山の谷間の延長線にあるということは扇状地である認識を持っていればある程度避けるか、あるいは土砂を想定して建物の山側に土砂の流れを変える堰のようなものを建造しておくことをなぜ考慮しなかったのか。そこまで考えていない建築屋だとすれば悲しい。 言い換えれば、家を建てる側もあらゆることを想定しながら土地を選別する必要もあるということをこの災害から学ぶべきである。
家を建てる、即ちまずは土地を選ぶことから慎重に検討すべきである。
1..扇状地は絶対避ける。今回の事故が良い例。
2.川の傍は堆積物が積もっているから地質は柔らかく、豆腐の上に家を建てるような物だから避ける。
3.地盤の高低差を把握する。大雨が降ると高いほうから低いほうに流れるので、ある程度高台が良い。
4崖上、崖下は避ける。
5.過去に災害があったかどうか調査する。 床上浸水、竜巻被害、防波堤決壊、津波等
6.近くに空き地もしくはグランドが無い方が良い。砂埃の被害に遭いやすい。
7.高圧線が近くに無い場所が好ましい。
8.海の近くは避ける。塩害で家が痛みやすいし、サビの腐食も早い。
9.異常気象地域。たとえば富士山の東側にある須走とか。
あの建物は円を意識して作られた建造物で、一際目につく美しさを持っていました。建築家が創意工夫して建てたようですが、今回の事故をどう考えていたのだろう。あれはひとえに天災として片付けるものではないと思いました。家の中を川が流れるということは、土地勘が無さ過ぎたという気がしてなりません。山の谷間の延長線にあるということは扇状地である認識を持っていればある程度避けるか、あるいは土砂を想定して建物の山側に土砂の流れを変える堰のようなものを建造しておくことをなぜ考慮しなかったのか。そこまで考えていない建築屋だとすれば悲しい。 言い換えれば、家を建てる側もあらゆることを想定しながら土地を選別する必要もあるということをこの災害から学ぶべきである。
家を建てる、即ちまずは土地を選ぶことから慎重に検討すべきである。
1..扇状地は絶対避ける。今回の事故が良い例。
2.川の傍は堆積物が積もっているから地質は柔らかく、豆腐の上に家を建てるような物だから避ける。
3.地盤の高低差を把握する。大雨が降ると高いほうから低いほうに流れるので、ある程度高台が良い。
4崖上、崖下は避ける。
5.過去に災害があったかどうか調査する。 床上浸水、竜巻被害、防波堤決壊、津波等
6.近くに空き地もしくはグランドが無い方が良い。砂埃の被害に遭いやすい。
7.高圧線が近くに無い場所が好ましい。
8.海の近くは避ける。塩害で家が痛みやすいし、サビの腐食も早い。
9.異常気象地域。たとえば富士山の東側にある須走とか。