11/29日撮影 長井漁港

2015-11-29 14:27:15 | 野鳥
ウミスズメ情報をもらいましたので、長井漁港に出かけてきました。
3日程前からやってきたようです。カメラマンは20名ほどいました。
私のカウントではウミスズメは13羽確認。湾内にも6羽ほど入り込んできました。
今日は中々近くには接近してくれませんでした。
現地にいた方から「8時頃にミヤコドリが1羽いましたよ」という情報をもらい、撮影した画像も見せてもらいました。そこには正しくミヤコドリの姿がありました。
それから2時間ほど経過した11時20分に、ミヤコドリ1羽を発見。朝の個体が戻ってきたようでした。過去に2度遠征してみていますが、横須賀では初めての確認です。だいぶ遠くて岩礁の上にいました。発見してから15分程して、見失ってしまいました。
カンムリカイツブリのトビものも何とか撮れました。羽が小さいので、水面すれすれの高さで移動していきます。
黒いシルエット画像はクロサギです。




























11/28日撮影 武山+斉田浜

2015-11-28 16:42:21 | 野鳥
午前9時30分より12時まで武山の展望台で猛禽を観測しました。
天気は快晴、気温18度と行楽日和でした。
風速はゼロ。
期待の猛禽ですが、ハイタカ4羽だけの寂しい結果に終わりました。
その後は、斉田浜に縄張りをもつハヤブサを撮影に行きました。
ずっと鉄塔にいて休憩タイム。一度海に飛び出し、戻ってきた所を撮影。
2度目の飛び出しは、近くのノスリを気を取られている間に飛び出していなくなってしまいました。
斉田浜にはカワアイサの雌とクチバシも真っ白な見たことの無いカモメが1羽いました。

自宅前の川では、羽根干ししているアオサギを見つけました。

























中居理光さんを偲んで

2015-11-22 21:30:55 | 日常


横須賀に引っ越してきたのが18歳の時。それから大学生活、就職と、慌しい日々を過ごし、24歳で結婚。中居さんとは、私が結婚した年の1984年からお付き合いが始まりました。結婚を機に、星の活動を再開しようと思うようになり、地元横須賀に拠点を置き活動している横須賀天文研究会(以後スカ天と称す)に入会する決心を固め、平作にある事務局の中居さん宅を訪問したのが最初の出会いです。自宅の敷地内には、銀色に輝くドームが鎮座し、それを見て思わず興奮しながらドアホンを押しました。家の中に通されると、やはり星を趣味にしている雰囲気の部屋でしたが、天文書籍が多く占める中、音楽関係の書籍もチラホラ。部屋には愛用のクラシックギターも置かれていました。中居さんはギター愛好家でもありました。
最初の訪問では、星の事、スカ天の事、好きなミュージシャン等の話題で盛り上がりました。
晴れていれば、観測ドーム内にある機材で星を見せてもらう約束をしていましたが、その日はなぜか曇り空。実際に30センチの反射望遠鏡を覗く事になったのは、2回目の訪問の時でした。子持ち星雲やM13、それは素晴らしい見え味でした。さすがは苗村鏡です。
その後は、週末の度に自宅に訪問する日々が続き、私も星の世界にどっぷりと漬かる事になりました。
この頃のスカ天は、中居さんが看板を背負っているだけで、会員は中居さんただ1人。
多い時で30名いた会員も、進学、就職という流れの中で、次第に会から離れていき、
気づけば中居さん1人という低迷期に私が訪問したのです。
「近所に茶木さんという方がいるので、今度3人で会いましょう」と。
この3人の出会いの直後に小野さん、鈴木さんが会員に加わり、再スタートを切ったスカ天。
1988年の8月には機関誌「小びと星」の再発行も叶いました。その機関誌の巻頭言として書いた中居さんの記事が天文ガイド誌に載った事で、さらにヒートアップし、機関誌は2ヶ月毎に編纂し発行していきました。機関誌の原稿の大半は中居さんが書いたもの。私も「毎月必死に原稿を投稿しました」というか、見えない中居編集者の圧力に屈していました。再スタートした当時、スカ天は破竹の勢いで各メディアの目に留まるようになり、新聞社、雑誌社、ラジオ番組等で紹介されました。その立役者は、やはり中居さん。立案と行動力、文才と、彼の眠っていた能力が一気にバーストした頃でした。
その勢いは26号(1988年)から41号(1991年)発行の機関誌で知ることができます。
中居さんの天文ライフワークは、太陽観測と変光星観測。
太陽観測者としては、永年観測者として名を連ね、続アマチュア天文史40ページの表2.1によると、
80mmの屈折望遠鏡で太陽黒点観測を行い、1970年から1977年までの期間報告しています。1977年以降は、変光星観測をメインに、亡くなる4年前まで観測を続けていたようです。機関誌のバックナンバーによると、1970年11月11日のアルゴル食の観測が最初の観測で、この時は極少から食の終わりまでの6時間の観測記録を報告しています。初めてのテスト観測でありながら、綺麗な曲線になっています。変光星も様々なタイプを観測していましたが、私が知る限りでは、激変星が特にお気に入りだったようです。暗い対象の変光星は30センチを利用していましたが、普段は12センチの反射望遠鏡でした。私にとって、中居さんは変光星観測のお師匠さんでもありました。中居さんとの出会いがなければ、変光星観測を開始する事はまずなかったでしょう。私も様々な天体は見るものの、変光星だけはアレルギーというか観測の対象外でした。それが、中居マジックに洗脳されてしまったのです。毎回、自宅にお邪魔すると変光星の話題になり、私に熱弁をふるう中居さん。帰りには必ずお土産として頂く変光星図を持たされました。そんなわけで、お邪魔するたびに変光星図は増えるばかりでした。しかし、当時の私は、何度も誘惑され「面白いから観測をやってみて下さい」と言われても、変光星図を活用する事もなく、その面白さが理解できないまま4年間が過ぎる事になります。自宅の観測ドーム内で、変光星観測のデモも披露してくれた事もありました。兎に角、変光星の事になると熱い人でした。その熱意に根負けしたのはある現象を見てから。偶然CYGSSが増光し8等台になっているところを見たのです。これは衝撃的な事件で、普段暗くて見えるか見えないかの星が、ピカッと輝いていたのですから。「これが中居さんが勧める面白さか!」その事件を切っ掛けに、私はのめり込んでいきました。それからは私の態度が一辺。「面白そうな変光星図ありませんか?」と逆に催促にまわりました。中々腰の重い私に、4年間もよく懇々と訴え続けたものです。先に日本変光星研究会に入会していた中居さんは、私にも入会を勧め、入会後は一緒に変光星関連のイベントに参加する事が多くなりました。
中居さんとは6歳離れていますが、接し方は同級生感覚で、腰の低い方でした。表舞台に出ることは苦手のようでしたが、舞台裏での活躍は、とても真似の出来ないものがありました。機関誌編纂に注ぐパワーは凄すぎの一言。一度エンジンがかかるとそれは早いもので、原稿もスイスイと書き上げます。
時間や納期はきっちりした方でした。活字を見ても読みやすい字体で書きますし、室内もきちんと整理している方でした。タバコは吸いませんが、お酒は嗜むレベルではありませんでした。酔うと相撲の四股を踏む癖も何度か見ています。
そんな楽しいお付き合いも、長くは続かず、1991年の後半、中居さんの父親が亡くなってからは、スカ天も日本変光星研究会も退会し、疎遠になっていきました。退会後は、ご結婚されて、2人の息子さんにも恵まれて暮らしている事は、風の便りで聞いた程度。
山梨県北杜市大泉町にある乙女座宮の近所に、観測所付きの別荘も建てたとか。
人はそんなに変わるものではないと思いますが、私は中居さんとの出会いで星との接し方が変わりました。スカ天を通して、7年間という短いお付き合いでしたが、今にして思うと、人生の中で最も濃厚な時間を過ごした7年間だったような気がします。
一昨日、茶木さんから訃報の連絡が入り、先週の土曜日(11/14日)に亡くなった事を知りました。享年63歳。定年後、まだまだ多くの天文現象や星への夢や発見、ロマンを抱いていたと思いますが、早すぎる死です。中居さんからは多くの事を学びましたし、素晴らしい出会いでした。感謝することは山ほどあります。名前の通り、中居さんは星の光を愛した方でした。中居さんの生き抜かれた生涯を偲び、星への情熱や生き方を学ぶと共に、その意志を引き継いでいけたらと思っています。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

合掌



11/21日撮影 タカの渡り観測 武山

2015-11-21 16:11:27 | 野鳥
天気 晴れ
気温 18度
風向 北東
時間 9時30分~13時45分
観測地 武山展望台
観測者 渡邊 他4名

最近、チュウヒが出たということで、約1年ぶりに武山に登りました。
現地には8時から観測する人がいて「まだ全く猛禽が現れません」と。
到着後20分ほどして、9時50分頃から2羽のミサゴが現れ、しばらく旋回した後で北の方向に移動していきました。その後も頻繁に猛禽が現れ、前半はミサゴが登場。その後はハイタカ、オオタカが現れ、後半はノスリとツミが現れ、合計25羽の猛禽を確認しました。
猛禽以外ではカラワヒワ、ジョウビタキ、シメがいました。


・ミサゴ    渡2 逆1 非2
・ハイタカ   渡4 逆5
・オオタカ   渡2 逆5
・ノスリ    留3
・ツミ     逆1


※センサーのゴミが気になる。






















11/15日撮影 長井漁港+轡堰

2015-11-16 22:23:16 | 野鳥
午後から晴れてきたので、海と轡堰に出かけてきました。
昨日いたハシビロガモの姿は、もうありませんでした。土曜日に立ち寄っただけみたい。
海には全く見ないのに、この轡堰にはなぜか1羽のカンムリカイツブリが居座っています。
カンムリカイツブリは、比較的近くまで接近してくれました。
下から撮影するハクセキレイも珍しく、別の個体に見えてしまいます。
生簀には沢山の野鳥がいましたが、1羽のカワウだけが生簀の魚を食べていました。
沖合いにはユリカモメが沢山飛来していました。




















11/07日撮影 タカの渡り観測 衣笠山公園

2015-11-07 17:56:58 | 野鳥
気 温 20度
場 所 衣笠山展望台
時 間 9:00 - 14:00
観測者:清田氏、月館氏、山中氏、渡邊


11/3日のハイタカ大出現に気をよくし、再度ハイタカに挑戦すべく展望台へ。今日もハイタカデーと言ってよいほど飛んでくれました。その多くが北側コースと天頂コースで、大半が逆渡りで、房総方面に移動していきました。移動する高さは意外に高い所を通過。ほとんどが単独行動だったが、3羽と2羽グループもあった。この時期に、夜囀る野鳥の主がタヒバリであることが現地でわかった。

本日確認した猛禽は、ミサゴ1羽(非渡り)、ハイタカ18羽(逆渡り1羽)、オオタカ1羽、チョウゲンボウ2羽




11/03日撮影 タカの渡り観測 衣笠山公園  ハイタカデー

2015-11-03 16:12:33 | 観望会
日にち 平成27年11月03日 火曜日
天 気 快晴
時 間 10時30分~14時30分
気 温 21度
場 所 衣笠山展望台
観測者 渡邊


朝は多少雲があったが、徐々に快晴に変わっていった。
風も弱く清清しい陽気。
今日は猛禽類の観測する予定はなかったが、展望台についていきなりハイタカ2羽を確認。
それに気をよくしていると、ハイタカが次から次へと現れ、最初の45分間は忙しかった。
その後も頻繁に現れ、全部で23羽数えた。しかし、5羽が渡りで、残りの18羽は全て千葉方向に飛んでいった。多い時は3羽の群れで移動するグループも。2羽のグループも3組あった。
ミサゴ1羽は大きな魚を掴んでいた。(画像参照)
ダイサギが2羽高い所を移動していった。
カワウの群れも見かけたが、カワウはⅤ字編隊にはならない飛び方だった。
今日はいいことばかりではなかった。双眼鏡を床に落とすし(レンズ保護用フィルターがクッションになり、破損や故障は免れた)、メインで使用しているカメラが、なぜか設定が初期化されて使用不能になるし、2台のカメラトラブルに振り回された1日だった。
帰り際に神渡さんにお会いし、10分ほど雑談している最中にも、ミサゴ1羽とツミ1羽、ハイタカ1羽を確認した。
今日は正しくハイタカデーだった。しかし、不思議なことに、その多くが房総方面に移動した事だ。


確認した猛禽は、ハイタカ23羽(逆渡り18羽)、ミサゴ2羽、ノスリ2羽(2羽留鳥)、ツミ5羽(逆渡り4羽)、チョウゲンボウ1羽

アカタテハ、アオスジアゲハ、アゲハ、シジミチョウ、キチョウ、モンシロチョウ確認。