05/25日撮影 大塚古墳

2019-05-25 14:28:27 | 遺跡
先頃、大阪にある仁徳天皇稜の古墳が世界遺産に登録されたという話題で、久しぶりに古墳という言葉を耳にした。日本史に登場する古墳時代には、多くの古墳が作られたが、教科書で学んでも実際に古墳の遺跡を訪れたことがない。古墳の持つイメージからして西日本に多いと感じていた。今、私が住んでいる地元横須賀に古墳があったという存在すら知らないで38年を過ごした町。
昨夜、グーグルの地図である調べ物中、市内の池田町付近に小さい前方後円墳を偶然発見。その姿は正しく、先に記述した仁徳天皇稜を思わせる、お堀の無い前方後円墳の姿にそっくり。地元三浦半島にも古墳があったなんて、衝撃的な事実をグーグルのマップで知ってしまった。古墳があるという事は、古墳群があるかもしれないと思い、ネットで「三浦半島の古墳」で検索。すると数件ヒットした。
本日、その池田町にある「大塚古墳」を見学してきた。その場所は元々発見された場所ではなく、復元された古墳跡で、実際はそこから80m離れた北東よりにあったという。西側に大塚台小学校、東側はグランド、北東よりに相鉄ローゼンがある場所。実際のものではなく、復元された古墳という事がわかり、失望感は大きかったが、この丘陵一帯が古墳群だったという事実を知り、ちょっと嬉しくなった。そういえば、相鉄ローゼンを建設中の頃、「遺跡が見つかって着工が遅れた」と言うような話を聞いたような気がする。

googleマップで発見した前方後円墳