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163359 米国の理不尽な要求を飲み支出義務など無い思いやり予算をばらまき続けてきた日本政府

2007年10月13日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
163359 米国の理不尽な要求を飲み、支出義務など無い「思いやり予算」をばらまき続けてきた日本政府!!
  猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 07/10/13 AM10


『思いやり予算。これも「ばらまき」。』(花・髪切と思考の浮游空間)http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/568f486002e1c5343a58d1144b548f08より転載します。
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光熱水料の大幅増要求 米国が思いやり予算で(共同通信)http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/CO2007100701000462.html

今秋から本格化している日米両政府の在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)に関する新特別協定締結協議で、米側が軍事負担増を理由に電気、ガス、水道代など光熱水料の大幅増額を求めていることが7日、分かった。日本側は難色を示している。07年度の光熱水料は253億円だが、具体的な要求額は不明。現在の特別協定は来年3月に失効するため、政府は年内に協議を決着させ、新協定案に基づく経費を来年度予算案に計上する方針だが、見通しは不透明だ。


思いやり予算といえば、すぐに日米地位協定が持ち出されます。
しかし、同協定は何も日本が思いやり予算を出すことを同協定で定めたものではありません。支出義務は日本にはありません。
1960年に締結された日米地位協定では、日本側の負担は基地用地の賃借料などに限られており、施設維持費や人件費は米国が支払うものでした。その後、70年代に入ると、ベトナム戦争とドル安・円高の影響などもあって、米国は財政悪化に陥ったため、米政府が在日米軍の経費負担を日本側に求めてきたのです。そうに応じて、当時の金丸信防衛長官が「思いやりの立場で、できる限りの努力をしたい」旨の回答をしたのです。これが発端です。そして、1978年に特別協定を締結。在日米軍で働く日本人の給与の一部を日本側が負担することが定められたのです。

日米地位協定にてらしても支出義務のない米軍への「思いやり予算」はどれほどの額か。「思いやり予算」が位置づけられて以後29年間で5兆円にも達します。今年度は2371億円もの税金がつぎ込まれています。
その上、米軍再編計画にともない、グアムで予定されている基地建設のために7000億円など3兆円を日本側が負担する予定ではありませんか。

米国の理不尽な要求をのむために、自衛隊を出すか、お金を出すかという二者択一の問いを設定し、またフリーライダー(ただ乗り)論がたびたび持ち出されます。そうして小泉内閣が2003年、自衛隊のイラク派兵を決定。この派兵の意味は、「周辺事態」のような、戦闘の可能性のある地域への支援ではなく、現実の戦闘地域にはじめて参戦したことにあるわけですから、イラク派兵は、戦後史の画期となりました。
ずるずると、米国の要求をのみつづけて、その結果、5兆円もの税金支出につながっています。少なくとも、法的に義務もない支出をなぜ続けるのか、「ばらまき」はここにもあるのではないでしょうか。 「思いやり」とはいったい何か、考えてみる必要がありそうです。
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