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241464 田母神氏の暴露発言から米国戦争屋の北朝鮮活用戦略を占う

2010年12月01日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
241464 田母神氏の暴露発言から米国戦争屋の北朝鮮活用戦略を占う
 
猛獣王S HP ( 不惑 営業 ) 10/11/29 PM11 【印刷用へ

『田母神氏の暴露発言から米国戦争屋の北朝鮮活用戦略を占う』(新ベンチャー革命2010年11月29日)リンクより転載します。
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1.元自衛隊航空幕僚長:米朝関係の本質暴露
 
筆者は、本ブログを通じて、長年、米朝関係をウオッチしてきました。その結果、米朝関係は八百長であり、北朝鮮キムジョンイルは米国戦争屋の大事な“お敵様”ペットとして、戦争屋ボスに飼われているという立場を取っています。

 ~中略~
 
2010年11月30日付け日刊ゲンダイによれば、田母神・元防衛省自衛隊航空幕僚長が“アメリカは北朝鮮情報で日本をコントロールしている”と述懐しているそうです。日米同盟に関し、防衛省内にて直接の日本側当事者であった田母神氏の本音発言に加え、孫崎享・元防衛大教授の言説を合わせると、悪徳ペンタゴン大手マスコミが絶対に報じない日米関係の内部実態が浮かび上がってきます。この日米関係実態は、筆者が上記の拙著にて、日米同盟の専門家ではないにもかかわらず、筆者の16年半におよぶ米国シンクタンク勤務で得た日米関係経験から、勇気をもって唱えた日米同盟に関する自説と合致し、筆者の説を、説得力を持って裏付けてくれています。
 
 ~中略~
 
さて筆者の自説では、日米同盟に基づく日米安保は、檻の柵で説明できます。日本を守ってくれている(柵)ように見せかけて、実は、日本を封じ込め(檻)、自主防衛、核兵器保有を永久にさせないためのもの(箍、タガ)です。在日米軍の駐留は、米国民の安全を守るのが第一義優先であり、日本国民の防衛は、結果的に守られるはず、というものです。この論理を極論すれば、米国民を守るため、日本国民を犠牲にしなければならなくなったら、躊躇なく日本国民が盾にされるのです。盾が具体的に何を意味するかは察してください。日米安保に関し日本国民は、長期に政権を握った自民党の詭弁に完全にだまされています。
 
2.米国戦争屋はキムジョンイル将軍をどのように扱うか
 
 ~中略~
 
なぜ、フセインは2006年末に始末されたのでしょうか、筆者の推測では、2005年8月に、イランにてアフマディネジャド大統領が誕生したからだと思います。
 
米戦争屋からみて、ポスト・イラクの攻略ターゲット(本命の敵)としてイラン(イラク、北朝鮮と並ぶならず者国家)が設定されており、そこに、戦争屋のシナリオどおり、絶好の反米大統領(新規お敵様)が誕生しました。そのため、戦争屋にとって中東の最優先お敵様が、フセインからアフマディネジャドに代わったのです。その結果、フセインが不要になった、ただそれだけです。
 
 ~中略~
 
3.極東における米戦争屋の次期最優先お敵様は中国・習近平か
 
2010年、歴史的な転換が起きました。80年代から30年間、GDP世界第二位を誇った日本が、2010年、ついに、中国に追い越されました。そこで米戦争屋にとって極東の脅威は、早速、日本から中国にシフトしています。その意味で、中国主席が戦争屋の次期お敵様候補であるのは確かです。しかしながら、戦争屋は、世界に向けて、まだ中国をならず者国家に指定できていません。そこで、当分、極東のお敵様・キムジョンイルもしくは後継のキムジョンウンを、顕在脅威国中国および潜在脅威国日本に対する外交カードに利用するしかありません。
 
近未来、米国が再び、戦争屋政権に戻り、中国をならずもの国家(または悪の枢軸)に指定し、そのときの次期主席(習近平か?)をお敵様の象徴に祀り上げることに成功したあかつきに、初めて、北の独裁者親子が、故・フセイン親子と同じ運命をたどることになります。
 
 ~中略~
 
4.キムジョンイルはしばらく米国戦争屋の大事なお敵様
 
米戦争屋にとって、中国を北に代わるお敵様に位置づけるのは、非常に困難が伴います。中国は北に比べて、国力がケタ違いに大きいし、ロシアという同盟大国を抱えています。また中国を有望ビジネス機会国とみなす欧州寡頭勢力(戦争屋にとって目の上のタンコブ)が、米戦争屋による中国の仮想敵国化を、簡単に許すはずがありません。
 
結局、米戦争屋は、しばらく、北の将軍様をお敵様ペットとして飼い続ける他ありません。
 
その結果、戦争屋は、完全に組伏せている属国日本から極東米軍維持コストを負担させ続けるため、あの手この手で、北を使って、日本国民を翻弄する仕掛けを打ち出してくるでしょう。
 
既出の居直り田母神氏は、米戦争屋による、北をフルに活用した対日コントロール(ステルス化していて国民に見えにくい)の実態を国民に知らしめようとしているのです。
 
われわれ国民は、米戦争屋の完全なポチに成り下がった日本の悪徳ペンタゴン・マスコミに期待しても、米朝関係のウラの真実は絶対に見えません。その意味で田母神氏の米朝関係の実態暴露に耳を傾けておくべきです。さもないと、われわれ国民は、米戦争屋と北の将軍様に翻弄され続けることになります。
 
ところで筆者の懸念は、日米防衛関係の内実に精通している守屋・元防衛事務次官(現在、東京高検により収監されている)と同様に、田母神氏もワナに嵌められ、悪徳ペンタゴン・検察に冤罪で引っ張られる危険があるという点です。田母神氏は十分、用心して欲しいと願って止みません。
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