タクリーノのロードに使っている変速機は Campagnolo RECORD 11s
今回はこのディレーラーの調整を行います

今回の変速機の調整に使う工具はこれだけ
丸い筒が有りますが何でしょう 後で紹介
いたしましょう

一旦軽くワイヤーを張っていますが ネジを
緩めワイヤーを外します


ワイヤークランプ部のネジとパーツ すでに
グリスを塗っていますが ワイヤーを止めるのは
下の写真 金物に溝が切ってある部分です

スプロケットのトップギアに入れ ガイドプーリーは
トップギアの外面に合わせます


その位置調整をするのは 変速機本体のアジャスタネジ
2 個有りますが 右側がトップ側を調整するネジです

ガイドプーリーの位置調整が終われば シフトレバーが
トップ位置に有るのを確認し インナーワイヤーを遊びの
無い状態まで張り 固定します
この段階ではワイヤーを張り直す事もあるので 変速機を
動かせる程度の締め付けで良いでしょう


この後はクランクを回し 実際に変速をしながら調整します
その時 クランクを直接持ったりするのは指を挟んだりし
怪我をする事も有ります そんな危険回避の為に先程の
筒の中身 ダミーペダルを使います これは Park Tool
DP-1 価格は 1700 円弱 一つ用意しておくと便利ですよ


シフトレバーを操作し ローギアに移動します
この時の変速機の位置は ガイドプーリーが
ローギアの真下の位置に調整します
それを調整するのは メカの後ろ側の調節ネジ
です この時フロントはインナーに入れていた方が
良いですね

変速機の位置調整の後 前と後ろの色々な組み合わせを
全て確認して行きます ギア鳴りがしたり 変速し難くかったり
すれば 位置調節ネジや ワイヤーのアジャスタボルトなどで
微調整をします
これも状況に応じさまざまなので ここで書くのは難しいですね
ご自分で変速システムの原理を考え 色々と試して下さい
調整が終われば ワイヤーを本締めします

これでワイヤーの長さも決定したので 見栄えの良い
長さを残し 要らぬ部分を落としてしまいましょう


ではフロントの調整です 変速機の位置調整は
シビアに行います 高さは変速機のガイドプレートの
外側がアウターギアの上に来た時 アウターギアの
歯先とアウタープレートとの隙間は 1~2mm にします
ガイドプレートの開きは アウタープレートとアウターギアが
平行になる様に調整するのが基本です これらの調整は
バンド式、直付け共に 変速機の取り付けボルトを緩めて
行なって下さい

一旦変速機からワイヤーを外し リアのローギアに
チェーンを掛けた状態で ガイドプレートのインナーと
チェーンが当らない状態に調整します 隙間は0.5~1mm
有れば良いでしょう


これを調整するのは 変速機本体のアジャスタボルト
2 本のうち上側が インナー側の位置調整用です

位置が決まれば シフトレバーが開放、インナー側に
有るのを確認し ワイヤーを固定します この時も
仮止めで結構です


リアをトップにフロントをアウターに掛けます
これで フロントのプレートがチェーンに当らない
位置に調整

アウター側の調整ネジは メカの下側のネジです
実は変速機の調整は リアよりフロントの方が
シビアで時間を要します 前後の色々な組み合わせを
試し ワイヤーの張りや 位置調整で確実に変速が
出来る様に調整しましょう

変速機の調整が終わればワイヤーを本固定し
余ったワイヤーをカットします


これで変速機の調整が完了しましたが 先日の
ブレーキワイヤーも含め 先端処理が未だです


ワイヤーの先端にはインナーキャップを取り付け
落車時の怪我や 先がばらけるのを防ぎます
アルミのエンドキャップを被せ工具でカシメるだけ
このワイヤーカッターもその機能を持っていますが
大きくて使い難いね カシメはプライヤーで充分です


このキャップには ブレーキとシフト用それぞれが
有りますが 私はシフト用の細い方で兼用しています

これで駆動系の調整も完了しました もう完成までまもなくですよね
バーテープを巻いて ペダルを付けて・・・
もうしばらくお付き合い下さい
今回はこのディレーラーの調整を行います

今回の変速機の調整に使う工具はこれだけ
丸い筒が有りますが何でしょう 後で紹介
いたしましょう

一旦軽くワイヤーを張っていますが ネジを
緩めワイヤーを外します


ワイヤークランプ部のネジとパーツ すでに
グリスを塗っていますが ワイヤーを止めるのは
下の写真 金物に溝が切ってある部分です

スプロケットのトップギアに入れ ガイドプーリーは
トップギアの外面に合わせます


その位置調整をするのは 変速機本体のアジャスタネジ
2 個有りますが 右側がトップ側を調整するネジです

ガイドプーリーの位置調整が終われば シフトレバーが
トップ位置に有るのを確認し インナーワイヤーを遊びの
無い状態まで張り 固定します
この段階ではワイヤーを張り直す事もあるので 変速機を
動かせる程度の締め付けで良いでしょう


この後はクランクを回し 実際に変速をしながら調整します
その時 クランクを直接持ったりするのは指を挟んだりし
怪我をする事も有ります そんな危険回避の為に先程の
筒の中身 ダミーペダルを使います これは Park Tool
DP-1 価格は 1700 円弱 一つ用意しておくと便利ですよ


シフトレバーを操作し ローギアに移動します
この時の変速機の位置は ガイドプーリーが
ローギアの真下の位置に調整します
それを調整するのは メカの後ろ側の調節ネジ
です この時フロントはインナーに入れていた方が
良いですね

変速機の位置調整の後 前と後ろの色々な組み合わせを
全て確認して行きます ギア鳴りがしたり 変速し難くかったり
すれば 位置調節ネジや ワイヤーのアジャスタボルトなどで
微調整をします
これも状況に応じさまざまなので ここで書くのは難しいですね
ご自分で変速システムの原理を考え 色々と試して下さい
調整が終われば ワイヤーを本締めします

これでワイヤーの長さも決定したので 見栄えの良い
長さを残し 要らぬ部分を落としてしまいましょう


ではフロントの調整です 変速機の位置調整は
シビアに行います 高さは変速機のガイドプレートの
外側がアウターギアの上に来た時 アウターギアの
歯先とアウタープレートとの隙間は 1~2mm にします
ガイドプレートの開きは アウタープレートとアウターギアが
平行になる様に調整するのが基本です これらの調整は
バンド式、直付け共に 変速機の取り付けボルトを緩めて
行なって下さい

一旦変速機からワイヤーを外し リアのローギアに
チェーンを掛けた状態で ガイドプレートのインナーと
チェーンが当らない状態に調整します 隙間は0.5~1mm
有れば良いでしょう


これを調整するのは 変速機本体のアジャスタボルト
2 本のうち上側が インナー側の位置調整用です

位置が決まれば シフトレバーが開放、インナー側に
有るのを確認し ワイヤーを固定します この時も
仮止めで結構です


リアをトップにフロントをアウターに掛けます
これで フロントのプレートがチェーンに当らない
位置に調整

アウター側の調整ネジは メカの下側のネジです
実は変速機の調整は リアよりフロントの方が
シビアで時間を要します 前後の色々な組み合わせを
試し ワイヤーの張りや 位置調整で確実に変速が
出来る様に調整しましょう

変速機の調整が終わればワイヤーを本固定し
余ったワイヤーをカットします


これで変速機の調整が完了しましたが 先日の
ブレーキワイヤーも含め 先端処理が未だです


ワイヤーの先端にはインナーキャップを取り付け
落車時の怪我や 先がばらけるのを防ぎます
アルミのエンドキャップを被せ工具でカシメるだけ
このワイヤーカッターもその機能を持っていますが
大きくて使い難いね カシメはプライヤーで充分です


このキャップには ブレーキとシフト用それぞれが
有りますが 私はシフト用の細い方で兼用しています

これで駆動系の調整も完了しました もう完成までまもなくですよね
バーテープを巻いて ペダルを付けて・・・
もうしばらくお付き合い下さい
細かいところまでグリスアップして、愛情を込めて組み立てているのが随所に感じ取れます。
不要なグリスはふき取るのでしょうが、埃等の付着は大丈夫でしょうか?
私は、オイルをしみこませた布で、汗や汚れが付いた部品をフキフキしています。
その為に確実に操作出来る様に調整します
汚れたら掃除をしてやれば良いですから・・
待っておりました、カンパディレイラー調整。
私のバイク変速時にガチャガチャ鳴ってまして調整が必要でありました。 掲載いただいた通りやってみます。 ^▽^
ヤンガスさんが購入された新しいバイクは
おそらく NIPPO のプロが乗り 所属のメカニックが面倒を見ていた自転車ですよね
それなのにギア鳴りがするのはおかしいですね
調整しても改善しないなら ちょっと他の事を視野に入れた方が良いかも分りませんね
上手く調整出来る事を祈りましょう