シマノのピストハブ DURA-ACE HB-7600 のメンテナンスを行います 出来るだけ丁寧な整備を
するつもりです まずは分解作業をご覧下さい

シマノ DURA-ACE HB-7600 トラック用 12mm 巾 両切りのハブです 今までに
どの様な使われ方がされていたのか分りませんが、調子が良いハブです

このハブは今までに何ペアか触っていますが
外れが無いハブですね

リアハブから始めます


ハブナットを外します ※ 以降全て正ネジです


一番内側の玉押しにはハブスパナを使います
合せてみると サイズは 14mm でした


スパナは厚さ 2mm 程度の薄い工具です スパナを
玉押しに差し込みます

外側のロックナットにはモンキーレンチを使います
この状態でお互いの工具を引き寄せるとロックナットが
緩みます 固いです、緩みません・・・

大きなモンキーレンチに変えましたが それでも
緩みません 感触として錆などで固着している訳では
なさそうです


仕方が有りません 大きなモンキーレンチを 2丁使います
ただこの工具の使い方はワッシャーの舌を傷めるかも分りません

少し嫌な感触でしたが緩みました


ロックナットです

舌付ワッシャー 先程の様な工具の使い方をすると
内径の突起=舌を傷めます ただこれを見ると以前にも
無理をしていた形跡が有ります

最後は玉押しが残っています


玉押しを外しました この瞬間が楽しい時です グリスや
玉押しの状態が観察出来ます このハブの回転は凄く
調子が良かったので楽しみでした

汚れを拭いてみました 僅かに球筋が付いています
ごく普通です


シャフトを引き抜きます


内部のスチールボールをピンセットで摘み出して
回転部の分解は終了です ここで使っていたグリスは
デュラグリスかと思いますが、充分潤滑剤の役目を
果たしていました


もう少し進めます ハブ本体に圧入されたダストキャップを
外しました 樹脂製ですが中に指を入れ持ち上げれば外れます


反対側のスモールパーツです 通常はここは分解しませんが
どの様な使われ方をしていたか分らないのでばらします
先程の締め過ぎだったのも気になります
ロックナットを外しました やはり固く締っていました


これでリアハブの分解は終わりました もう何も残っていません

フロントハブです


フロントは 13mm のハブレンチを使います


かなり構えましたがこちらは普通のトルクで締っていました


ロックナットとワッシャーです 何故か 2枚入っています


玉押しを外し シャフトをハブ本体から抜きました

ハブ内部のボールを出します


ダストキャップを外します


反対側の回転部のパーツも分解して完了です

汚れた各パーツを洗浄します


ステンレス容器にパーツを入れパーツクリーナーを
スプレーします 玉押しのメスネジはブラシを使い
綺麗にします


一度洗ったパーツに 再度クリーナーをスプレーし
汚れたクリーナーを落とします


綺麗なウエスで拭き取り パレットに移しました


ハブ本体は 玉受けや内部も綺麗にします

これでフロントの洗浄は終わりです


汚れた容器も綺麗にしてから後ろハブに掛かります


洗浄の方法、手順は同じです 前後共綺麗になりました

文字数も多くなって来たのでグリスアップは次回にさせて頂きます 今回、分解して使われていた
グリスの状態が良かったので、こんなグリスも良いなと思いました 多分デュラグリスだと思うのですが
使ってみたくなりました どうぞ次回のグリスアップにももお付き合い下さい
前回の記事 【 ペダルの準備 トウクリップ・ストラップ 】
次の記事 【 トラックハブのグリスアップ DURA-ACE HB-7600 】
するつもりです まずは分解作業をご覧下さい

シマノ DURA-ACE HB-7600 トラック用 12mm 巾 両切りのハブです 今までに
どの様な使われ方がされていたのか分りませんが、調子が良いハブです

このハブは今までに何ペアか触っていますが
外れが無いハブですね

リアハブから始めます


ハブナットを外します ※ 以降全て正ネジです


一番内側の玉押しにはハブスパナを使います
合せてみると サイズは 14mm でした


スパナは厚さ 2mm 程度の薄い工具です スパナを
玉押しに差し込みます

外側のロックナットにはモンキーレンチを使います
この状態でお互いの工具を引き寄せるとロックナットが
緩みます 固いです、緩みません・・・

大きなモンキーレンチに変えましたが それでも
緩みません 感触として錆などで固着している訳では
なさそうです


仕方が有りません 大きなモンキーレンチを 2丁使います
ただこの工具の使い方はワッシャーの舌を傷めるかも分りません

少し嫌な感触でしたが緩みました


ロックナットです

舌付ワッシャー 先程の様な工具の使い方をすると
内径の突起=舌を傷めます ただこれを見ると以前にも
無理をしていた形跡が有ります

最後は玉押しが残っています


玉押しを外しました この瞬間が楽しい時です グリスや
玉押しの状態が観察出来ます このハブの回転は凄く
調子が良かったので楽しみでした

汚れを拭いてみました 僅かに球筋が付いています
ごく普通です


シャフトを引き抜きます


内部のスチールボールをピンセットで摘み出して
回転部の分解は終了です ここで使っていたグリスは
デュラグリスかと思いますが、充分潤滑剤の役目を
果たしていました


もう少し進めます ハブ本体に圧入されたダストキャップを
外しました 樹脂製ですが中に指を入れ持ち上げれば外れます


反対側のスモールパーツです 通常はここは分解しませんが
どの様な使われ方をしていたか分らないのでばらします
先程の締め過ぎだったのも気になります
ロックナットを外しました やはり固く締っていました


これでリアハブの分解は終わりました もう何も残っていません

フロントハブです


フロントは 13mm のハブレンチを使います


かなり構えましたがこちらは普通のトルクで締っていました


ロックナットとワッシャーです 何故か 2枚入っています


玉押しを外し シャフトをハブ本体から抜きました

ハブ内部のボールを出します


ダストキャップを外します


反対側の回転部のパーツも分解して完了です

汚れた各パーツを洗浄します


ステンレス容器にパーツを入れパーツクリーナーを
スプレーします 玉押しのメスネジはブラシを使い
綺麗にします


一度洗ったパーツに 再度クリーナーをスプレーし
汚れたクリーナーを落とします


綺麗なウエスで拭き取り パレットに移しました


ハブ本体は 玉受けや内部も綺麗にします

これでフロントの洗浄は終わりです


汚れた容器も綺麗にしてから後ろハブに掛かります


洗浄の方法、手順は同じです 前後共綺麗になりました

文字数も多くなって来たのでグリスアップは次回にさせて頂きます 今回、分解して使われていた
グリスの状態が良かったので、こんなグリスも良いなと思いました 多分デュラグリスだと思うのですが
使ってみたくなりました どうぞ次回のグリスアップにももお付き合い下さい
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次の記事 【 トラックハブのグリスアップ DURA-ACE HB-7600 】
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