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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

フロントフォーク 要らないものは削っちゃえ

2010-09-01 20:15:27 | ロード
最近のロードレーサー フロントホイールを脱着する時に不便を感じませんか
フロントフォークのエンド部に何か突起が付いています それがホイールを脱着
する時に クイックレリーズを解放しても直ぐにホイールを外す事が出来ない
原因です あの突起って必要なのでしょうか




この LATIDO ラティードのフレームにもその様なフォークが
使われています






カーボンフォークにアルミのエンドです これじゃ何処の事か
解り難いので大きな写真で見てみましょう







この部分です このタイプの爪が何時頃から使われ始めたかは不案内ですが パンクをした時など
素早くホイールを外す必要が有る時にとても困る形状です これが無ければそんな悩みも解消
でも今回の作業は全ての方に推奨している訳では有りませんから 不安を感じる方はされない方が良いでしょう

元々この突起が有るのは 私が調べ勉強した訳では無いので以下は想像です
クイックレリーズが何かの拍子に解放したり緩んだ場合でも 前輪が脱落しない為の物だと思います
そしてこれが必要なのは 何処かの安全基準をクリアする為じゃないのかな?




メーカーサイドではその様な取り決めが有れば遵守するのは当たり前の事
でも個人の手に渡ればユーザーの意思で削り取ってしまうのも良いでしょう
有って使い難いものは 削り取ってしまう事にします






小さなヤスリでシコシコしても良いのですが ここは電動工具の力を借りましょう
ただこのサンダーも使い慣れないと高速回転の為、思わぬ動きをしますのでこれも
不安が有る方は失敗が許されない場所ですから 使わない方が良いですね

サンダーの刃は切削用も有りますが 今回は目の細かな切断用を使います




サンダーの使い方の悪い見本の様な写真です 防塵カバーも無ければ
素手での作業 これが仕事なら出入り禁止にされてしまいます(笑)

サンダーでギュイーンとものの 30秒の作業です




サンダーでは荒削りまで 削り過ぎはいけません






仕上げは小さなヤスリで片付けます 素材がアルミですから
そんなに難しい仕事では無いですよ





左右の爪の処理をしましたが 10分程度の仕事です 普段乗りなら車輪の脱着をそれ程急ぐ事は有りませんが
試合となれば素早いホイールの脱着はとても大切な事ですもんね

この様な安全性を考慮した部分って たとえばフレームのジオメトリー 特に小さなフレームでは
シューズのつま先がホイールに当らない様に フロントセンターを長く取っていますよね 
その寸法を確保するためシートに比べトップチューブがやたら長かったり ヘッドアングルが 71度なんて
とてもロードレーサーと思えない様な物が多く有ります 実際にシューズがフロントホイールに当り
いざ事故でもするとそれを問題にするユーザーが居るので仕方が無い事なんでしょう

でも私はフロントセンターが詰ったフレームが好み このラティードは 570mm このフレームはもう手放せません

コメント (21)
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