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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ヘッド小物 グリスアップ 少し困った

2010-08-09 21:20:19 | 自転車整備 ヘッド
先日洗車をした友人のコルナゴのロードレーサー 洗車時にヘッドの具合が
あまり良くないと感じたのでヘッド小物のグリスアップをします ところが
作業を進めていると少し困った事が発生 さてこの作業、どの様に進んで
行くのでしょうか 




先日洗車をしたコルナゴ その時に感じたヘッド小物の不調
この様に自転車の不具合を発見するのも洗車の目的の一つ 
じゃ、しっかりとヘッドのグリスアップをしてやりましょう






まずフォークを抜く為にフロントブレーキを外します この時
インナーワイヤーを外しても良いのですが ワイヤーキャップが
付いている為 ブレーキメカを外す方が仕事が早いです




じゃステムを抜きましょう 使っているのは CINELLI チネリの A-1

あ痛っ ステムがフォークコラムに固着しています 参ったなあ・・




ステムを抜くのが一番良いのだが あまり無理をしてフォークを曲げて
しまうのも具合が悪い ステムの上げ代が結構あるので取り合えず
上部ナットを緩めてみましょう






上部ワンも緩め ステムの一番上まで上げると 上下のベアリングが何とか
清掃出来そうです






ここは先日の洗車でも使った強力なデグリーザー WAKO'S ワコーズの
フィルタークリーナーを再度使います






このデグリーザー 普通なら難しい様な部分でもこれだけ
綺麗に処理が出来ます これに出会え整備の巾が広がりました

このヘッドにはカンパの乳白色のグリスが使われていましたが
このグリスにも洗浄効果が有るのを確認出来ましたよ








同じメンテナンスをするなら 与えられた条件の中で最高の事を
してやりましょう マイクロロンのメタル・トリートメントも使えるので
表面処理をしてやります






使うグリスも耐久性を延ばし回転摩擦を抑える マイクロロンの
ルブ・リカント こんな時、注射器型のグリスポンプが使えるのも
強味ですね




グリスも綺麗に回す事が出来ました




このカンパのヘッド小物 純正の舌付ワッシャーではなく
アルミのスペーサーが使われていました 舌が無い場合
オーバーロックナットの締め付けは スパナの相ちゃんが
必要です

使っているのは自作ヘッドスパナ 【 今回は なんじゃらほい 】







こんな具合にヘッド小物のグリスアップを終えました 何時も良い条件ばかりでの整備では有りません
何か問題が有れば少々知恵を絞ります そしてその中で考えられる最高の事をしてやります
これは自転車だけではなく 普段の仕事でも一緒ですよね さてこのコルナゴにはこれからも
頑張ってもらいましょう

コメント (9)
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