遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

劇場映画 - 八日目の蝉

2011年06月20日 | 映画
@東京楽天地

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いやはや何と言うか、この映画を見て得るべき感想とは何だろう。

おそらく男と女で感想が違うような気がする。

母親から娘への愛とその娘が大人になって理解する母親の愛情、そしてそれを自分の子供にも施していく、という親子の図式。

この映画は、とかく女性しか出てこないので、女性の方が感情移入できて、この親子愛に純粋に感動もできるのかもしれない。

永作博美の演技に、ついついその母親ぶりに引き込まれてしまうのです。

しかし、この母親は不倫相手の娘を誘拐した犯罪者。

誘拐した母とされた娘で構成される親子愛についついその罪を忘れそうになったり、許してしまいそうになるが・・・

単純に犯罪者と見るべきでもなく、単純に優しいお母さんと娘の物語と見てもいけない。

この両面のどちらに重きを置いてみるべきか、それがず~っと引っかかっていた。