遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

劇場映画 - さや侍

2011年06月18日 | 映画
@丸の内ピカデリー

http://www.sayazamurai.com/

ティーチイン付きの上映チケットをTMDがゲットしてくれまして、丸の内ピカデリーにて。


監督らしい笑いで前半は進み、後半からはひたむきに若君の笑顔を引き出すために努力するさや侍と娘と牢番のチームワークに引き込まれる。

30日の行最終日、城に向かう途中に、さや侍がおもむろに娘の手を取る。

その時のたえの笑顔を見ると、観客は間違いなく感動するだろうなぁ。

しかし、ティーチインでも意見が分かれるのでは?と質問があった浜辺の父から娘への手紙を途中から歌いながら読むシーン。

監督意図としては、あそこは感動を盛り上げるための演出だが、質問者からは驚きの演出であるがゆえについ笑ってしまう、とのこと。

実際、自分はそっちのタイプで、むしろ歌いだすまではちょっと涙をこらえる位まで来てたのに、歌いだしたところでちょっと冷めてしまった。

しかし、後方の席の女性はそのシーンあたりから涙が止まらなかったようで、感じ方は人それぞれですな。


まぁ、とにかく感動はしっかりさせてくれる映画です。

泣かせてくれるのは、やはりたえちゃんの存在だろうが、板尾創路もいい演技してる。

野見さんと言えばおっさん劇場で、ティーチインでも登場してくれて、ただただ笑われる存在だが、映画での演技は一変している。

とにかく体当たりで本気らしい、ってことで監督もそれが良かったと言っているが、観客が引き込まれる理由でもあるね。


ティーチインでは、過去の作品との比較についても多く取り上げられて、この時ばかりは大日本人としんぼるを見といてよかったな。

大日本人のラストの演出は、いただけない、という感想を持っているが、今回のティーチインで意図していた思いがちょっと明らかになって面白かったかも。