明日は着物で出かける予定です。
で、2~3日前からコーデを考えていたのですが、上はともかく襦袢に適当なものがない。ないこともないけど色が気に食わない。
そうだ、大阪で買ったハギレがある。これ、半衿を取って帯揚を取って、まだ少し余っている。よし、これを振りのところに持って来て「大うそつき」にしよう。振りから市松模様をのぞかせちゃおう!
こんな布です。
このハギレを替え袖につければいいのだけど、どの袖にしようか。どうせなら新しく替え袖作っちゃおう。材料はある。
材料は、祖母の古い長襦袢です。この長襦袢、袖丈が一寸二分(45㎝)しかなくって、そのままでは手持ちの着物に使えない。なので、袖丈を何とかするか、ばらして替え袖と裾よけにするか‥と悩んでそのままにしていたのです。
裏はシミだらけなので使えない
私の袖丈は一寸三分。襦袢は無双袖なので、単に作り直すことはできます。でも、いっぱい布が余っちゃう。もったいない。せっかく長いのだから出来るだけ切らずに何かに作り替えたい。長いお袖の着物用の替え袖にもできるし。
身頃のほうの裾よけを取った後の布を、替え袖が作れないかなぁと思って測ってみましたら、くりこし分つまんであるのを伸ばしたらぎりぎり取れそう。よし、それでいこう。
身頃分で袖を作るとなると衿肩開きの部分を切ってあるのが問題だけど、どうせ大うそつきだもの、見えないところを継いじゃえばいいや。
‥何ともケチケチした話でお恥ずかしいんですが‥キモノを愛しく思うと、ほんのちょっとの布も無駄にしたくないと思ってしまうのです。
一枚の長襦袢から、替え袖二組(長いのと短いの)と裾よけを作ると、ほとんど布が余らない。こういうの、とても気持ちいいんですが、わかっていただけるでしょうか?
というわけで作業計画が立ったので、まずは明日使う予定の「大うそつき」から手をつけることにします。
何はともあれ、裁断。バラバラになった長襦袢~。
ふたつに切った身頃を解いて、まずは衿肩開きを継いで。
継ぎあて。ここは肩に来るから見えない!
別布をどうやって振りに持ってくるかなぁと悩みましたが(切りばめふうにしようかとか)、まずはこの布で普通に替え袖を作り、別布は上からくけることにしました。こうしておけば、不都合があったときに外して普通の替え袖として使えるし。
別布つける前
つけた後。左が裏、右が表
後姿の振りからのぞくことを思うと、裏の方に少し多めに布を使ったほうがいいかと思ってそのようにしました。
でも、布がそんなにないので、もしかしたら上手な嘘はつけないかもしれない。後ろから見たら別布だってのがバレバレかも。ま、そんときゃ外しゃいいのよ。
まぁ、明日は実験です。
さて、どうなるかな~。
それにつけても、昼から晩までずっとこんな風にちくちくしていました。なにせ明日着るものだ。なんて泥縄。大阪に行く前もそうだった。
せっぱつまらないと動かないこの癖‥直る日は来るのでしょうか(来ないな)。
それに比べて、ちゃんと形にしてしまう葉さんは魔女ですよ~♪
是非、着姿のアップをお願いします!
ぽんごちゃんのあの色っぽい紫の長襦袢も、着たところ見てみたいわぁ。
よくお似合いよん。
ぜひぜひ次回は角だし結びで楽しんでみてね。
今日は今風?と思ってお太鼓作りましたが、次はアンティークっぽい感じで角出しに挑戦します。
んでもねー、どっちにしてもなんか柄出しが難しいの。またここで相談しますので、アドバイスしてねー。
早速、真似したいので、お尋ねしちゃいます。。。
>後姿の振りからのぞくことを思うと、裏の方に少し多めに布を使ったほうがいいかと思ってそのようにしました。
そのお袖、袂の振りの裏側は大体でいいので、どれくらいの巾で付けたのでしょうか?
表の巾の3倍位ですか??
今測って見ましたら、振りの裏側は5センチでした。表は3.5センチです。
なにせ、18×80センチくらいしか布が余っていなかったので、そういうことになりました。何とかギリギリごまかせたみたいですが‥できれば10センチくらいは裏側ほしかったです。
このくらいでも、とりあえずすぐばれる嘘ではなかったみたいですが‥。
まだまだ試行錯誤の連続。ぴっころさんも試してみられたら、結果ぜひ教えてくださいね!