kimitsuku独り言

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『ローマで語る』 塩野七生×アントニオ・シモーネ

2011年02月09日 | 日記
      
 古代ローマの興亡を描いた『ローマ人の物語』の著者、塩野七生が息子の
アントニオ・シモーネと人生&イタリアを語った、『ローマで語る』を読んでいる。 
中世イタリアや地中海世界の歴史をライフワークにする母親と、映画製作を
志す息子が、映画を通じて日本・イタリア・アメリカの文化の違いを浮き彫りに
する、母子対談集になっている。
 以前に近くの図書館で『ローマ人の物語』を手に取り、その壮大なロマンに
心ときめいたが、如何せん余りのボリュームに息切れし、中断してしまった。
      
 『ローマで語る』も小難しい本なのか…と目次を見たら、“これだけは観て
欲しいイタリア映画”とか、“マストロヤンニは何故もてる“とか、“映画製作と
マフィア”とか、興味を惹く言葉が並んでいる。他にも、“黒澤明の思い出”や
“ハリウッド映画には何故「スティング」タイプが多いのか”、“昔の映画を観て
今を考える”のように、好奇心を刺激する項目がズラ~リ。
イタリア大好き&元映画少女kimitsuku、こりゃ頑張って読まずにいられようか
                     
 因みに、塩野母子が選んだイタリア映画ベスト10は、以下の作品だった。

    1945年製作  無防備都市    R・ロッセリーニ 監督
    1946年     戦火の彼方      同 上
    1948年     自転車泥棒    V・デ・シーカ
    1960年     皆 家に帰れ   R・コメンチーニ (日本未公開)
    1963年     山猫         R・ヴィスコンティ
    1958年     いつも奴ら     M・モニチェッリ (日本未公開)
    1972年     フェリーニのローマ   F・フェリーニ
    1973年     フェリーニのアマルカンド   同 上
    1968年     ロミオとジュリエット   F・ゼフィレッリ
    1972年     ブラザー・サン シスター・ムーン  同 上


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