ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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拍手コメントお返事と、ゴミはゴミ箱に

2013-04-29 16:13:43 | 楽屋オチ
SSサイトに拍手コメントいただきました。
どうもありがとうございました。

>どこかの世界で、こうやって二人は
二人が生きながらえて幸せに穏やかに暮らすことができていたなら、という子供の頃からの妄想を、人生経験を交えて形にしているサイトです。
これからも明るく幸せな方向で作品を書いていきたいなあ、と考えています。
よろしければまた、ごゆるりとお付き合いください。





私が新人OLだった頃のことです。
同じ部の一年先輩に、Aさんという男性がいました。
一流私大卒で育ちのいいお坊ちゃま、そしてニューヨークの帰国子女で英語が堪能、自信に充ち溢れた明るい好青年でした。
ある日のお昼、社員食堂でたまたまAさんと近くの席になりました。
Aさんは、私と一緒に食事をしている私の同期の女の子たちに明るく話しかけます。
にぎやかに話をしながら食事を終え、紙ナプキンで口元を拭き、なおも会話を続けながらAさん、丸めた紙ナプキンを無造作に、ポイッと床に投げ捨てたのです。
・・・え?
ちょ、ちょっと、ここは社員食堂だよ、ゴミをわざわざ床に捨てちゃダメでしょ。
ゴミはトレーに乗せて、食器と一緒に下膳口に持って行けばいいでしょ。
私以外の女子たちは、会話に夢中でAさんの動作に気付かなかったようです。
そしてそれ以降、私はAさんがちょっと苦手になりました。

Aさんはその後、他の部に異動になり、そして数年後には念願のニューヨーク勤務になりました。
私もその会社を退職してしまったのでちらりと噂に聞いただけですが、Aさんは伴侶も得、ニューヨークで生き生きと活躍されたそうです。

ニューヨークって私は行ったことがないのですが、街角のカフェなんかでは紙ナプキンをそこいらに投げ捨てるのもさまになるのかな?
それでもやっぱり私は、自分の配偶者には、ゴミはゴミ箱に捨ててもらいたいなあ。

今となってはどうでもいいことですが、先般発表したSSを書いているときにちょっと記憶がよみがえった、若い頃の思い出でした。

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