関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

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大阪担当ふたことめ。

2010年03月13日 | 関西うつ自助会大阪のスタンス
大阪担当です。
今回は大阪のグループセラピーはどんな風に進められていて、どんな感じなのかをご説明したいと思います。
まず最初に自己紹介で人数にもよりますが10名前後だと一時間ほど、そのあとフリートークに入ります。3時になったら10分ほど休憩して、そのあと時間までフリートークです。
人数が多いときは休憩をはさんでのフリートークは2グループに分かれて話し合います。
時間がくれば終了ですがそのあと喫茶店で話すこともあります。
フリートークの内容は生活の悩みから会社の悩みまで幅広い話題です。

司会は私である大阪担当がつとめます。
基本的に私は意見を言ったりしません、あまり何も言いません。何故なら私が発言すれば司会の発言となります。そうなると強制力や発言力の強さを感じて参加者が発言しづらくなる危惧があるからです。
私が発言を重ねたならば、それはもう私のための会になってしまい、自助会ではなくなってしまいます
そして私の発言に依存したり助言を求める事も起きると思います、そうなればレクチャーの会となってしまいます。
なので私はあまり意見したり発言することはありません。
始まってから終わるまでほとんどが参加者の話し合いとなります。
もちろん司会放棄しているわけではありません。体調の悪くなった方や声が大きく周りの方に影響があるようであれば声をかけます。

なので初めての方に話題を振ったりすることがほとんどない(フリートークの前に初めての方に感想を聞くことはありますが)ので、話を聞くことができます、反面初めての方は話をしづらいかもしれません。
話を聞くことによって自分で考えることができますし、話をすることによって自分の感情が整理できます。
初めて参加される方はうつ同士のコミュニケーションの場として、存分に利用して欲しいと思います。
話をすることが積極的で、話をしないのが消極的だとは思っていません。あくまでもフリートークです。
話をしたいと思う人と、人の話を聞こうとする人で構成されています。その自由を阻害しないため
私は初めての人に話題を振ったりとかすることはしません。
一見冷たいように感じる方もおられると思いますし、リピーターの方に話題を先行されて初めての方の話ができないという危惧もありますが、そこは
大人同士のコミュニケーションの場でもあり、手取り足取り面倒を見る必要などないし、互いに気を使いながらの会話は疲れるだけです。
とにかく初めて参加されるかたは500円分は元をとっていただきたいと思います。次も参加するのかは個人の自由です、もちろん来てくださると嬉しいですよ。


次に大阪のグループセラピー(京都、家族会ともに特色あります)ではこんなことを感じることができます。
うつを共有できる空間がある
うつ同士だからこそできる会話があり、それを互いに感じあうことによる一体感
参加者はみなうつ経験者であるという共通項目を持っているという安心感
うつのしんどさをみんなが体験しているので、通常の人にはわからないしんどさをある程度は理解できているという、ある意味説明不要であることの気楽さ
自分だけが苦しいのではないという再認識
うつを乗り越えようとするためのひとつのきっかけ作り
家では味わえない外部、他人とのコミュニケーション
などが挙げれるのではないかと思います。

端的にまとめると司会は意見しないから参加者で存分に話し合ってください
初めての方は色々なことを感じて欲しい。その中で話しをして欲しいし聞いて欲しい。
グループセラピーには色々な作用があります。
ということです。

以上言いたい放題になってしまいましたが大阪はこんな感じでやっとります。
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