関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

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6月京都グループセラピー開催しました

2008年06月30日 | Weblog
どうも、京都担当です。
昨日29日(日)、京都グループセラピー開催しました。新しい方お二人、大阪担当さん(いつもありがとうございます)、オブザーバーとして滋賀で臨床心理士をなさっている谷口さんという方が参加されました。雨にもかかわらず来てくださった方々、本当にありがとうございます。少人数でもあり、話題としては仕事と復職について、家族の理解ということなどがあがりました。
さて、セラピーでもちらりと話題になりましたので、このグループセラピーのモットーといいますか、存在意義といいますか・・・について、若干書きたいと思います(大阪担当さんの受け売りになるかもしれません。ごめん。)。
このグループセラピーは、うつに悩む当事者およびその家族が集まって、あれこれ四方山話をして少しでも気を晴らそう、という趣旨です。うつ当事者は、自分のこと、とくにうつに関することについて、話すのがとても臆病になります。わかってもらえなかったり、非難されてしまったり・・・。でも同じうつ同士であれば、そのハードルを少し低くして話し出せる。自分のことを話したり、共感してもらえたりしたときには、驚くほど元気が出るものです。グループセラピーの目的は、第一にこのためだと京都担当は思っています。
時には、話のなかでお互いにアドバイスしあったり、経験談から学んだり、堂々巡りのうつ思考を断ち切るヒントのようなものも見えるときもあります。でもそれは、あくまで一人一人がうつと折り合っていくための知恵の交換であって、それでうつが治るわけではありません。うつと向き合うのは、あくまでうつ当事者本人だけなのですから。グループセラピーは、自分がうつと向き合うための力を得る場のひとつ、うつ同士で知恵の交換ができる場に過ぎないと思うのです。
参加してくださる方には、いろいろな思いを持ってお越しの方がいらっしゃると思います。もちろん、それぞれのお役に立つようにグループセラピーを利用していただければいいと思います。ただ運営側としては、このような思いで会を持っているということを再確認させていただきました(実現させているかと言われると苦しいですが)。共感していただける方がいらっしゃると幸いです。


さて、最後に次回京都グループセラピーの予定ですが、
7月26日(土)14:00~16:00、
会場:ウィングス京都2階会議室3(いつもの中京青少年活動センターと同じ建物の2階になります。お間違いのないよう!)
梅雨明けのころかと思いますが、体調の許す方はぜひお越しくださいませ。お待ちしております。

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