馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

中国産アサリ 日本酒。 騙しやすい日本人。

2022-05-06 08:39:48 | 日記


午前10時少し前、五月晴れ、
ツツジの赤 白 桃色の通りをマリーナに向かう。
春風は潮の香を添えて運ぶ。
春風の道(1)
午後から、娘の彼氏が挨拶に来る。
護岸沿い遊歩道を足早に歩き
新鮮市場へ。
名前と裏腹にけして新鮮とは思えない。
様々な仕入先から、安値取引したであろう
食品類が並ぶ。
アサリがあった。
この漁港は、その昔漁業権を放棄する前
アサリの漁獲高日本一であった。
アサリは今は 外来種のホンビノス貝に駆逐された。
中国産と日本愛知産を販売。
日本産と偽っていたが、中国産であるとバレた。
今まで、買っていたのは中国産。
堂々と噓を認めての販売。
厚かましい。





酒売り場には 日本酒 銘酒 八海山が
3割引きの表示。





暫し眺めてから、買った。
自宅にてラベルを見詰めると
何かがおかしい?
ラベル漢字が中国語
繫体字だ。
大陸中国は簡体字を使う。
繁体字は台湾 東南アジア諸国の華僑が使う。
偽物?
それとも、海外輸出用のラベル?
製造年月日では賞味期限切れ。
海外安物ワインも日本語表記だから仕方ない。
30年以上 海外輸入商売しているが
欧州 北米 南米、東南アジア
日本人ビジネス常識とは、全く違う。
彼らは、騙すというか、誠実な日本人ビジネスを逆手に取る。
抜け目なく、手抜きする。
日本ビジネスから見れば、詐欺であるが
彼らから見れば、お前らが間抜けなのだ。
台北で検品作業をする。
詰まれた段ボールの最下段を取り出し
開梱する。

400本入りマーカーペンを検品
段ボール内の底のマーカーペンを
取り出し、書いてみる。
不良品 劣化品を詰め込むからだ。
日本到着後、不良品があっても交換しない。
新たに発注する。
取引社長と台北の不夜城歓楽街で飲む。
ボトル サントリーオールドをキープする。
台湾人社長は、ボトルキャップをホステスに
開かせず、自らキャップを外す。
じっくり、鼻を近づけウイスキーの匂いを嗅ぐ。
中味が台湾製のウイスキーに入れ替えているからだ。
そういったクラブは全て日本人ビジネスマンが使うからだ。
又 経営者ママと日本人駐在員がグルになって
金の中抜きをすることもある。
お人好し日本人が検品出張すると
手玉に取らるのではなく
手金を抜かれる。
日本人の常識は、馬鹿にしてはいけないが
彼らからすれば馬鹿とだと思っている。
ウクライナ人への殺戮は、日本人の
優しい心根を揺さぶる。
惜しみなき無償の援助をしている。
ふと 考える。
日本国がウクライナと同じような侵攻を受けたら
果たして、欧州、ウクライナは、助けてくれるだろうか?
ウクライナ人の日本観には、底知れぬ蔑みをあるのではないか?
遥か極東の島国黄色人種へ援助なく
他人事の如く冷淡ではないか?
思い巡らす。

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