馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

幽谷の道志川沿い。

2022-05-02 05:54:54 | 日記

素人である私が勝手な憶測で推察は出来ません。
私は書棚から、青春日記の表紙のスクラップ帳を開いた。
10代の時のモノクロ写真を見た。
糊付けが剥がれ、モノクロから、黄土色に変色。
58年前 夏 
僕は17歳の時、神奈川県秦野から丹沢縦走をして
山梨県道志川沿いの林道に出てきました。
深い峡谷を轟く奔流が大岩小岩に飛沫を
吹き上げて下っていくのを眺めて感動したのです。
それから、冬にヤビツ峠 塔ノ岳、丹沢山を
越えて山小屋に一泊して山梨側林道に下りた。
民家も人の気配をない幽谷の林道を流れ下る
方向に歩いた。
雪山登山訓練もしたことがない17歳の少年は
無知無謀な単独行でした。
バス停がある所に着いて、時刻表を見ると
2時間近く待たねばならなかった。
見上げる空は狭く、トンビも滑空できないほどだ。
バス停前に民家があって
おばあちゃんが、こちらにいらっしゃいと呼びます。
バス到着まで炬燵に入り、お茶と漬物を頂いた。
ここに住むお年寄りは、どうやって暮らしているのだろうか?
その思いを口に出さず
「ありがとうございます」。その一言で終わりました。


その頃のキャンプ場は 宮ケ瀬渓谷にあり
明るい相模湾側にあるだけ。
中津川 (相模川水系) - Wikipedia
兄とキャンプして川遊び、釣りをしたのです。
まだ、林道整備もされず、乗用車でのキャンプは殆どなく
バスでやって来た。
道志川沿いにキャンプ場が開設されて
大勢の家族がキャンプ生活を満喫できるのを
行方不明事件で知ったのです。
幽谷な山間、怒涛が渦巻く海の岩壁


人と自然が触れ合う観光が
安全、安心なくては旅の観光業は衰退する。
安全ではないことに重い課題を突き付けられた。
少女の行方、
母の絶望
いたたまれない。


参考までに
峡谷には、可愛い女性歌手が育った。
































道志川を探る。2020年版