馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

葬儀に他人が口出ししてはいけない。

2015-01-22 17:38:48 | 日記

1月22日(木)

午前10時40分 デザイナー女性からラインメール。

 

HAPPY BIRTHDAY

おやつにロールケーキ持っていきます。

 

うん!?

そうか!今日は私の誕生日だ。

忘れてしまいたい年齢になったのです。

 

あいつの妹様から、お礼の葉書きを受け取った。

今年の年賀状で妹様の娘が大学入学を知ったので

入学祝品を贈ったのだ。

2010年、同期が食道癌で旅立ち納骨した時

彼の妹さんの娘は中学生であった。

 

61歳独身であった同期は、両親は既に他界

残された遺族は妹とその娘だけ。

今でも鮮明に憶えている。

2010年6月24日

夜8時半 妹さんから電話で

「夜半までの命です」

妹さんは埼玉入間の自宅を「今から出ます」

私は酔いの回った体調で千葉県習志野の病院に向かった。

夜11時 妹さんが病室に着いた。

女性看護士から、手を握ってあげてください。

妹様は左手を、私は右手を握った。

一瞬 目蓋が動いた。

握る同期の手から電流が私の手に流れた。

懸命に生きたのだ。

25日 夜8時27分旅立った

  

私が一周忌に出席出来なかったことに

妹様は心痛めていた。

  

私が同期の墓参りをしていることは知らないだろう。

 

 妹様は小学4年生の娘を病で亡くした。

それから、40歳過ぎて再び娘を授かった。

その後、夫と別れ母と娘だけの慎ましい生活。

そんな事情を知っていたので公の葬儀はせず

偲ぶ会をしたのだった。 

その後

突然、同期の仲間が一周忌を遺族の承諾もなしに決め

出席者の選定までしてしまった。

困惑する妹様

私も出席を拒否されてしまった。

 

妹さんは、そのことを知り心痛めていたのだ。

 

葬儀に他人は口出ししてはいけないのだ。

葬儀で自己顕示は愚か者