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お早うございます。
前回の続きです。(日経新聞2014年12月20日記事より)
DHA、EPAのほか、ビタミンEやビタミンCと云った抗酸化物質を豊富に含んだ食材や食品を多く摂ることも脳の健康維持につながる様です。
ビタミンCは動脈硬化の要因の一つといわれるLDLコレステロールの酸化を抑える働きが有ります。毎日の食事には野菜も欠かさないようにしたいものです。
認知機能とDHA、EPAの関係については未だ判らない事も多いのですが、ただ国内外の医療機関からは研究報告が出ています。
京都大学ips細胞研究所の研究チームは、さまざまな細胞に変化するips細胞をアルツハイマー病患者から作成し、低濃度のDHAを投与した結果、細胞死を引き起こす 「脳細胞ストレス」 を軽減する事が判ったとの事です。
この成果は米科学誌の電子版に掲載されました。DHAを食事で摂る事との関係については触れられていないものの、アルツハイマー病が将来発症するのを抑えるのにDHAが有効である可能性を示唆しています。
オメガ3脂肪酸と認知機能の研究は、今後の進展が期待される分野と云えそうです。