漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ
お早うございます。昨日は 熱中症予防 夏の胃腸障害 常習性便秘 耳鳴り 糖尿病 の漢方相談が有りました。
前回の続きです。(日経新聞7月13日記事より)
親子や親しい関係の間柄で愛情が深まったり、良いコミュニケーションを取っている時には、脳内でオキシトシンと云うホルモンが多く分泌されています。
逆に、親から虐待を受けた子供は一般にオキシトシンを作る量が少ない事か知られています。
一方では、医学研究としてオキシトシンを自閉症の治療に生かす試みが出て来ました。東京大学や金沢大学などのグループが、オキシトシンの点鼻スプレーによる投与で、人と上手く意思疎通が出来なかった人たちの症状を改善出来ないか研究の最中です。
発作的に大暴れする男子生徒は投与後、自制できる様になりました。またかんしゃくを起こし易かった女子生徒では情緒が安定し自傷行為が減ったとの事です。
こうした事例を見てきた金沢大の東田教授は、「オキシトシンはさびついた歯車を回るようにする潤滑油のようだ。...」と例えています。
近い将来、実用化出来る見通しが開けて来たようです。