ゴマの効用 （2）

漢方 相談 健康相談は 福島県郡山市 きく薬局へ

お早うございます。昨日は 不妊症 蓄膿症 夜間頻尿 の漢方相談が有りました。

前回の続きです。　（朝日新聞２０１３年１２月７日記事より）

ゴマの成分の中でも、ゴマリグナンと呼ばれるセサミン、セサモリン、セサミノールの効用について御紹介しました。

ゴマは油にしても酸化しにくく、揚げた食品の劣化を防ぐ働きが有ります。ゴマ科学会の福田氏によると、大豆油、ナタネ油は60度で２０日間保存すると酸化して重量が約6％増えるそうですが、煎りゴマを搾った油は５０日間過ぎても同じ重さでした。クルトンを揚げて保存する実験でも、コーン油より焙煎ゴマ油の方が圧倒的に酸化が遅かったとの事です。

全国の天ぷら専門店へのアンケートでは、45.8％がゴマ油を使っていると回答しています。香りが良く、揚がり方がカラッとするのが特長です。

ゴマは生活習慣病の予防や老化の予防に優れた働きがあります。毎日の食生活にぜひ取り入れたいものです。