ごっとさんのブログ

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食事で病気の予防はできるのか

2023-05-14 10:39:20 | その他
私は「健康は食事と睡眠から」をモットーにしていることをこのブログでも何回か触れています。

そのため睡眠に関する記事が多くなっているのですが、食事についてはほとんど触れたことがありません。これは私の基本が食事は好きなものを美味しく食べれば、何を食べても良いという事ですのであえて取り上げることはなかったのです。

近年ある病気の患者数が増えたりすると、専門家が「食の欧米化」が原因であるというようなことをよく聞きます。確かに日本と欧米では病気の発生率などは異なっていますが、これは多くの環境要因や遺伝的要因が複雑に絡み合って出てきたもので、単純に食事が原因とは言えない気がします。

つまりいわゆる専門家は、この複雑な要因の解析ができないため単に「食の欧米化」といって逃げているにすぎないのではないでしょうか。

ヒトの食事の材料は動植物を含めてすべて生命体となっています。この生命体はどの部位をとっても必要な栄養素を含んだ完全食となっています。たとえばコメには糖質が大部分ですがある程度のタンパク質や脂質も含まれており、米だけを食べても生きていけるはずです。

草食動物は植物を食べるだけで大きな体を維持しています。もちろんいろいろなものをバランスよく取ることが理想ですが、それほど気にする必要はありません。何かを食べればある病気の予防になるなどという事は、単なる幻想だと思っています。

よくテレビで健康に良い食材を取り上げると、次の日スーパーからその食材が消えるという事があるようですが、日本人は飽きやすいですのでしばらくたてば忘れ去られますので、何の問題もないでしょう。

そもそも病気になんでなるのかは、現代でもその原因は特定できていないといえます。血圧が高くなったり血糖値が上がったりした時に、食塩の摂りすぎとか運動不足などが原因とされますが、治療法のひとつとなるかもしれない程度のことです。

食事は毎日摂っていますので、いろいろな成分を持ち出してそれを原因とすることが最も簡単であるにすぎないような気がします。繰り返しになりますが、ヒトの食べるものは生命体であり、非常に長い年月をかけて適しているものとして選別されたものです。

ただしヒトを含むすべての動物は飢餓にいかに対処するかで進化してきました。その結果食べたものはたとえ余分であっても、排泄することはなくすべて飢餓に備えて体内にため込むようにできています。

私はこのすべてをため込むことが、ある種の病気の原因ではないかと思っています。つまり食事は何を食べても良いが、食べ過ぎないことが唯一の病気の予防ではないでしょうか。

最後に、私は健康に良いとされる食材をすべて否定しているわけではありません。


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