ごっとさんのブログ

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   薬と猫と時々時事

12月忘年囲碁会

2015-12-08 10:31:04 | 文化
昨日定例の囲碁会を行いました。
我々の手合い(どういうハンディをつけるか)は、4回やってその勝敗によって決めようということになっていました。前回がその4回目でしたので幹事がいろいろ考えたのですが、私とその幹事はかなり良い成績なっておりずっと負けている二人に置き石を増やすことになりました。

囲碁をあまり打っていないときは、最初に置き石があっても進んでいけばあまり関係ないと思っていましたが、実際はかなりきついことという感じがしていました。それが今回から一人は2子局でもう一人が3子局という手合いになってしまいました。私と幹事は互戦(対等)ですが、やや分が悪いので、これでは全敗となりそうな感じで始まりました。

少し早目に行ったところ、もうこの幹事役は来ており、早速打ち始めました。この碁はやや私が有利で進んでいたのですが、やや攻めすぎて逆に私が攻められるようになってきました。碁は当然ですが交互に打ちますので、一方的に攻められることは少なく、攻めている方に弱い石ができると攻守逆転となります。そういった点では本当に面白い碁になったのですが、最後のほうに私の要石がとられてしまいました。それでも細かそうでしたが、ここで投了して負けになりました。

少し遅れてきた二人はかなりかかりそうなので、感想戦をいろいろやりましたが、本当に一手で形勢が代わっており、碁の難しさを感じました。

さて問題の3子局になりましたが、本来3子も置いていると固く守られると最初の優位性を崩すのが難しくなります。ところが相手は積極的に攻めてくるのです。まあ守って勝っても面白くないと思ったのかもしれません。私としてはこの方がいろいろやることが出てきますので、打ちやすくなります。しかし当然全体の配置が重要になりますので、がぜん難しい碁となりました。

中盤から狙っているかなり大きな石を攻めるために、準備をしながら進めていきました。終盤に差し掛かりいよいよこの石を攻めていったのですが、私の読みでは取ることはできない形になってしまいました。これが生きてもかなり細かい碁になりそうと一応攻めていましたが、相手が重要な場面で生きたと思ったようで手抜きをしたのです。結局この大石を取って勝つことができました。

そのほかの対戦も皆非常に接戦となり、私はどちらが勝っているかを数えるのが得意な方ですが、終盤までよくわからないような接戦ばかりでした。結局私が負けた局も2目差で、そのほかも3目差や盤面持碁という結果でした。このように接戦になったということはこの手合いが正しかったようです。

その後いつものように居酒屋での忘年会となりましたが、一人胃の調子が悪く来週胃カメラ検査ということで、早めに切り上げました。