ごっとさんのブログ

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テニス IPTL団体戦

2015-12-04 10:45:10 | テニス
テニスの公式シーズンは終わったのですが、今面白い団体戦が開催されています。IPTLという名前でアジア地域5か国を回って転戦していくという物で、初戦の日本ラウンドが12月2日から神戸で始まりました。

この大会は昨年から始まり、日本は参加していなかったのですが、今年はジャパンウォリアーズというチームを結成し参戦しました。ほかにシンガポール、インド、フィリピン、UAEの5チームです。5か国で転戦しますので、12月20日までというかなり長い試合となり、WOWOWが全試合を生中継するようです。

世界のトップ選手がかなり出場しており、男子は錦織はもちろんですが、ベルディヒ、ラオニッチ、ガスケなどがおり、女子もNo1のウイリアムス、シャラポア、イワノビッチなどで、通常の大会では準決勝・決勝でしか見られないような対戦が毎日あります。チームは多分8名程度ですが、日本チームといっても錦織、奈良くるみ以外は外国人で、シャラポアも日本チームに入っています。

大会は男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルス、レジェンド対戦の5試合からなり、すべて6ゲーム先取の1セットマッチとなっています。このレジェンド対戦は、もと活躍した選手で現在はコーチなどをしている40前後の人の戦いで、往年の名選手が見られます。

勝敗は取ったセット数ではなく、トータルのゲーム数が多い方が勝ちとなります。ですから6-5で4試合勝っても、0-6で1試合負けると、ゲーム数は24:26で負けてしまうわけです。まあ若干お祭り的要素もありますので、チームの勝敗とは別に、各ゲームを楽しむ大会といえそうです。

ルールもやや特別で、まずジュースになると普通は2ポイントとった方が勝ちになるのですが、ディサイディングポイントとして、次のポイントを取った方が勝ちと、かなり時間が短縮されます。またサーブのネットインも通常はやり直しですが、そのまま続けることになっています。そのほかパワーポイントとか面白いルールがあり、それなりに楽しめる試合となっています。試合中もチーム全員がコート上におり、休憩時間などもコーチが指示したり、仲間の選手と喜び合ったりと、団体戦らしい楽しさがあります。

アフタヌーンセッションとナイトセッションの2つの対戦があり、日本チームは2試合行いました。初日は錦織が出場し、ダブルスは負けてしまいましたが、シングルスはフランスのモンフィスに勝ちました。結果は2試合とも負けてしまいましたが、これから長い戦いになりますので、ゆっくり楽しみたいと思っています。