ごっとさんのブログ

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海外旅行の思い出 スイス編

2015-12-03 10:35:22 | 旅行
海外旅行の話として、オーストリアのことを書きましたので、今回はスイスに行った時の話です。

当然これも学会ですが、かなり小さな規模で(7~80人)知り合いの大学の先生に誘われていくことにしました。なにしろスイスでも有数の観光地で、マッターホルンのふもとにあるツェルマットで開催され、一流ホテルに泊まりそのホテルのホールを使って学会が開かれるというのです。

このころは一人で行く海外出張にもかなり慣れていましたので、チューリッヒへの直行便で行き、問題なく到着しました。そこから電車を乗り継いでツェルマットまで行きましたが、それほど苦労せず目的の電車の乗ることができました。少し走って郊外出るといかにもスイスらしい風景を楽しめました。この車内放送がスイス語、英語とどこかの3か国語であり、さすが観光国と感心していました。途中の乗り換えもうまくいき、これで問題なく目的地に行けると安心したのですが、ここからの車内放送は3か国語なのですが、英語がなくなってしまいました。

ツェルマットは環境に配慮した観光地が売りで、すべての車の乗り入れが禁止されています。ですから車で行った場合は、隣の駅に広い駐車場があり、そこに車を置いて電車で行くという風に徹底されていました。駅を降りると、本当に車はなく、ホテルの旗を立てた馬車が待っていました。ホテルについて一休みしていると、誘ってくれたO先生も到着し、それ以外の日本からの参加者も3人ほど来て、不安はなくなりました。

このツェルマット自体かなり標高が高いようで、秋の初めの時期でしたが、もう紅葉が始まっており、その中にそびえるマッターホルンが非常にきれいでした。たぶん次の日ぐらいの午後、学会をさぼりO先生とマッターホルンに登ってみました。ルートは登山電車や地下鉄?など3種類のルートがありましたが、一番高いところまで行ける登山電車で行ってみました。たぶん30分ほどで終点の標高4000mを超える地点に到着しました。駅から出て展望台のようなところに行こうとしたところ、階段が登れないのです。いわゆる酸欠になってしまい、モモが痛く一段ずつやっと上がりました。それもすぐ慣れてしまい、普通に動けるようになりましたが、間近で見るマッターホルンと氷河はほんとうに見事なものでした。

ここのベンチ座り素晴らしい景色を見ながら、一服しようとしましたが、酸素不足のためタバコが非常にまずく、本当に高地を実感しました。着いたときは非常に良い天気でしたが、すぐに雪がちらつきだし、ちょうど来た下りの電車で帰りました。こんな感じのスイスでしたが、もう少し続きます。