ごっとさんのブログ

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全仏オープンテニス トーナメント表

2015-05-24 10:33:39 | テニス
いよいよ今日から、テニスの4大大会(グランドスラム)の一つである全仏オープンテニスが始まります。この大会は、もちろん錦織がどこまで勝ち上がれるかが最大の小点ですが、そのほかにも色々注目点が多くずっと楽しみにしていました。開始に先立ちすべてのドローが決まり、トーナメント表が発表されました。これを見ながらあれこれ想像するのも楽しみの一つです。

テニス以外でも同じだと思いますが、トーナメント表は第1シードの選手が入るトップハーフと、第2シードが入るボトムハーフに分かれます。この2グループは決勝まで対戦することがありません。この二つをさらに第3シードと第4シードの選手に分けて、山と呼んでいます。錦織は第5シードですので、この4つの山のどこかに入り、準々決勝でその山のトップと当ることになります。前回のイタリア大会では、同じパターンでジョコビッチの山に入ってしまったため、準々決勝敗退となったわけです。現在ビッグフォーのうち、ジョコビッチは圧倒的に強く、最近の結果ではマレーも安定しており、この二人の山は避けたいところでした。

グランドスラムは出場者が128名と非常に多く、一つの山で32人もいるために大きな表になりましたが、これを眺めると錦織は第4シード・今回はベルディヒの山に入っていました。しかもボトムハーフですので、怖い2人とは決勝まで当たらない、つまりもっとも決勝進出の可能性がありそうなドローとなっていました。一番大変なのはジョコビッチ山で、このところ調子が悪く順位を下げてしまったナダルが、第6シードでここに入ったのです。ナダルは調子が悪いといっても、この10年間でフェデラーの1回を除く9回優勝しているクレーキングです。初優勝を狙うジョコビッチと準々決勝で対戦するという、ややもったいないような組み合わせになりました。

色々妄想していますが、こういったものはすべて下位選手と当る1~4回戦に勝った場合の話です。グランドスラムは5セットマッチですので、試合時間も長く体調管理が大変かもしれませんが、錦織はこのところしっかりしているようです。
そのほか日本人選手は、添田と伊藤が本戦出場で、若い西岡とダニエル太郎が予選を3勝して突破し、本戦出場となりました。グランドスラムに日本人が5名も出場するのは当然初めてで、これも錦織効果が出てきたのかもしれません。4人とも錦織と同じ山に入っていますが、いずれも1回戦でシード選手と当ってしまいました。ここを何とか勝ち上がれば、グランドスラムでの日本人対決という、夢のような試合が見られるかもしれません。

今回はWOWOWだけでなく、テレビ東京も生中継すると盛り上がっていますので、観戦する方も体調を整えしっかり応援しようと思っています。