ごっとさんのブログ

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錦織 準決勝進出

2015-05-10 10:37:13 | テニス
今開催されているマドリードオーオプンで、錦織が準決勝に進出しました。もともと優勝するか負けてからまとめて書くつもりでしたが、準々決勝はやや特別な試合でしたので、テニスブログのようになりますが、書いてみます。

錦織はこの大会第4シードで出場ですので、準々決勝は順当に来れば第5〜第8シードの選手と当たることになります。それが今回は第7シードのフェレールでした。私がかってにライバルがラオニッチで、宿敵フェレールと言っていましたが、錦織もインタビューの中で「ラオニッチとフェレールは特別な絆があるようだ」と言っていましたので、必ずしも外れていないのかもしれません。錦織とフェレールは異様に対戦数が多く、しかも重要なポイントで当たっています。今回で12回目で、過去7勝4敗ですが、錦織有利とはいえないようです。最近は今年2月のメキシコオープン(アカプルコ)の決勝で当たり、フェレールがストレートで勝っています。

フェレールは身長も錦織と同じくらいで、サーブもそれほど強くないのですが、ずっとトップテンをキープしています。錦織がまだ弱かったころ、フェレールのような選手にならなければと、いわば目標にしていた選手(私が勝手に言っていただけですが)に、追いついて追い越そうとしているのが、この準決勝でした。NHKがライブ放送で4時から中継、試合開始予定が明け方の5時でしたので、少し早寝して4時半に起きだしました。PCで見るとまだマレー・ラオニッチ戦をやっており、5時過ぎにマレーが勝ちました。どうもラオニッチはまだ足の調子が悪かったようです。

5時半ぐらいから試合が始まりましたが、相変わらずフェレールはよく拾い、錦織の最初のサービスを破られてしまいました。それでもすぐ取り返しタイになりましたが、どうもいつものフェレールよりミスが多い感じがしていました。フェレール得意の長いラリー戦にならず、比較的早い段階でポイントが決まっていました。これは錦織が早めに仕掛け、ロングラリーにならないようにしていたようです。これが良かったのか、中盤で錦織がサーブを破り、1セット目を取りました。
2セット目はブレーク合戦のようなスタートでしたが、序盤錦織が4ゲームを連取し、ほぼ試合は決まってしまいました。フェレールの脅威の粘りも今日の錦織には通用せず、6-4,6-2のストレート勝でした。フェレールの調子が悪かったのか、ついに錦織がフェレールを超えたのかまだわかりませんが、無事準決勝進出です。

準決勝はいよいよビッグフォーのマレーとの対戦ですが、期待できるような気もしています。